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安倍VS石破 総裁選で二人が見せた5つの違い

9/10(月) 12:33配信

BuzzFeed Japan

二人の違いはどこに

日本の次期首相を事実上、決めることになる自民党の総裁選が始まっている(20日投開票)。立候補している二人の候補者による立ち会い演説が10日、行われた。

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立候補しているのは、現職の安倍晋三氏。そこに石破茂・元党幹事長が挑む構図だ。演説から、二人が見せた違いを5つのポイントにまとめた。【BuzzFeed Japan/貫洞欣寛】

1)経済対策

安倍氏は「生産年齢人口が減る中で経済成長を実現できた」「47都道府県で有効求人倍率が1を超えた」「やっと景気回復の温かい風が地方に届き始めた。地方税収は過去最高だ」と、数字をあげて語り、金融緩和などを軸とするアベノミクスを続ける考えを示した。


石破氏は「たしかに金融緩和は効果をあげた。有効求人倍率は1を超えた。すばらしいことだと思う」としたうえで「ではなぜ43年ぶりに労働分配率が最低の水準になってしまったのか。可処分所得は下がっているのか。それが最大の問題だ」と語り、成長しても、その果実の分配に問題があると主張した。

2)地方の活性化

安倍氏は、25年前に初めて立候補した際、地元の農家の男性のゴツゴツとした手を握った思い出を語り「農林水産業を守っていく」「40歳代以下の新規就農者が、統計取り始めて初めて、4年連続で2万人を超えた」と語った。そのうえで「(農業を)守るためには攻めていかなければならない」と付け加えた。

安倍政権は自由貿易を広げるTPP11(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)を米国抜きで進めている。関税の撤廃や自由化を掲げるTPPで、日本の農業はこれまでよりも厳しい競争にさらされることになる。それを前提に、農業に変化の仕掛けを盛り込んでいくという趣旨だ。


石破氏は「地方、農林水産業、サービス業の伸びしろを最大限にしたい。それが地方創生だ」と語り、地方に焦点を当てる考えを示した。

これまで地方は公共事業、企業誘致で支えてきたが、「かつてのような大量生産型産業が日本に立地するのか。過去と同じことを維持するのは極めて困難」「地域どうするかはその地域で考えるしかない。それによってすばらしい地域を作り出した自治体は数多くある。全国に周知するための司令塔としての機能をつくる」とした。

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最終更新:9/10(月) 18:26
BuzzFeed Japan