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「子どもと一緒にいたい」けど… 育休明けに潜む「落とし穴」 職場への罪悪感、自己嫌悪、こうすれば

9/13(木) 8:10配信

withnews

 まもなく秋の「保活戦線」が始まります。子育てや教育を10年取材してきた私は、一昨年9月に出産し、昨年4月に職場復帰しました。知識をフル活用し、妊娠中から保育園を見学し、実家の支援も取り付け、育児休業から復帰する時は夫が有給休暇を1カ月取ることにし、カンペキに準備していたはずでした。しかし実際に育休が明けてみると、いたるところに「落とし穴」。募るイライラに、自己嫌悪。どうすればよかったの? ドタバタ復職を、育休後のプロに斬ってもらいました。(朝日新聞文化くらし報道部記者、見市紀世子)

【イラスト解説】育休明けこうしておけば……上手に復帰するコツは

まるで仕事、エクセルで保育所リスト

 妊娠7カ月のとき、我が家が「区内屈指の保活激戦地」にあることが分かりました。

 最も希望者が集中する1歳児クラスはもちろん、生後半年で0歳児クラスに預けたとしても、認可保育所には入れそうにない。本当は育児休業を1年間取りたかったのですが、区役所でそう聞いた翌日から、徒歩30分圏内の認証保育所に片端から電話し、見学を申し込みました。エクセルで一覧表を作り、もはや仕事の勢い。

 預け先が見つからなければ職場に戻れず、育休が切れて失業する可能性も。同業者の夫も、条件は同じ。

 出産前後に9カ所見学し、1カ所以外はすべて申し込みました。
 認可保育所は全滅でした。予想通りの結果とは言え、「ひっくり返って泣いた(夫談)」私。しかし、幸いにもその後、認証保育所から受け入れの連絡があり、改めて夫と見学して確認し、預ける先を決めました。

モヤモヤの原因、「気持ちの壁」とは

 復職後の働き方を考えるのに役に立ったのが、NPO法人ファザーリングジャパンのマザーリングプロジェクトが出した『ママの仕事復帰のために』(労働調査会)という本でした。特に自分の気持ちを書き出してみる欄が面白く、モヤモヤした「気持ちの壁」が見えてきました。

 「0歳児の4月に復職しないと保育園には入れない」という記者の目で見た分析と、「もっと一緒にいたいのに」という気持ちにズレがあるのが分かりました。

 いろんな課題を書き出していくうちに、「子どもと一緒にいる時間を少しでも長くしたいので、短時間勤務(時短)制度を使わせてもらいたい」と整理できました。

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最終更新:9/13(木) 8:10
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