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カンボジア「監督」デビュー 本田の野望は日本代表監督

9/11(火) 16:45配信

東スポWeb

 日本代表の元エースが“指揮官”デビューを飾った。ロシアW杯代表のMF本田圭佑(32=メルボルンV)は10日、実質的なカンボジア代表監督として初めて采配を振るった国際親善試合マレーシア戦で1―3と逆転負けを喫した。現役選手としてプレーしながら代表監督として選手を指導する“二足のわらじ”を履くことになった裏には、ある野望があった。

 本田は8月に現役選手としては異例となる他国代表チームのGMに就任し、実質的な監督として采配を振るうと発表。世間をあっと驚かせた。指導者資格を保持していないが「私にとって初めての監督業。こういう形の契約は世界のどこを見ても初めてだと思う」と意欲をたぎらせる。

 しかし、このサプライズは本田が抱いている“野心”の序章にすぎない。本田の関係者は「圭佑は将来的に日本代表の監督をやりたいんだよ。その願望はずっと前から持っている。もちろん、そのためにはこれからいろんな手続きを踏んでいく必要があるけど。まずはカンボジアで監督としての仕事ぶりをアピールしていくことになるのでは」と指摘する。

 これまでは世界中の名だたるクラブを渡り歩き、日本代表のエースとしてW杯で3大会連続得点をマークするなど十分な実績を残してきた。現役生活の中で国内外を問わず多くの名将と仕事をともにする中で、次第に監督業への関心も強くなっていった。近年では世界の強豪クラブの戦術分析を熱心に行うなど、所属クラブや代表の指揮官と積極的に戦術論を交わす一面も見せていた。

 本田はロシアW杯後に「引退しようかと思っていた」と語ったように現役生活の終幕が近づく中で、自身がエースとして長年引っ張り、人一倍愛着のある日本代表を率いることが“夢”から“目標”へと変わり、指導者としての第一歩をカンボジア代表でスタートさせたのだ。

 実際に本田は次期日本代表監督の選定が進められていたさなかの7月14日に、自身の公式ツイッターで「次の日本代表監督? 僕はまだ次の仕事を決めてないですよ。」と投稿。もちろんこの時は本気で立候補したわけではないが、強い野望をのぞかせていた。

 日本代表を率いるにはは日本のプロ監督資格となる公認S級ライセンスを保持しなければならないが、カンボジア代表監督としての指導実績が認められれば、早期取得も可能だろう。まずはカンボジアで成功を収めれば2022年カタールW杯後に“本田ジャパン”が誕生するかもしれない。

最終更新:9/11(火) 16:50
東スポWeb

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