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北海道産野菜の入荷に遅れ 諏訪地方

9/11(火) 6:01配信

長野日報

 6日に発生した「平成30年北海道胆振東部地震」のため、諏訪地方でも北海道産の野菜の入荷遅れや在庫減少などの影響が出ている。道産のニンジン、ジャガイモ、タマネギの卸価格が通常の約1・5倍になるなど値上がりの兆候も出ているという。

 地震は6日未明に起き、一時道内ほぼ全域が停電。一般家庭だけでなく、企業もマヒ状態に陥った。

 影響は全国に広がり、諏訪市公設地方卸売市場内の長野県連合青果諏訪支社によると、取扱商品の入荷の遅れが出ている。地震発生直後は道内の各生産地で停電になり、野菜の加工所が稼働できない状態になったという。

 同支社は道産のニンジン、ジャガイモ、タマネギの3種類の野菜を諏訪地方などのスーパーに卸している。それぞれの生産地は斜里町、北見市、富良野市などで地震の直接被害はなかったが、停電で出荷に必要な作業ができなかった。

 当面の受注個数は在庫で対応できたというが、同支社が市場内に保管している野菜の入った段ボールは普段よりも少ない状態が続いている。全国各地も道産の野菜が滞っているエリアがあり、中央市場の価格は値上がり傾向。諏訪地方も同様の傾向で、同支社の卸価格は3種類いずれも約1・5倍になった。

 10日以降は続々と入荷する予定で、同支社営業部野菜グループの牧野泰昌課長(46)は「消費者の方が心配する(品薄の)状況は脱した」と話している。

 諏訪市のスーパー「いちやまマート諏訪店」によると、道内の野菜の大きな価格変動は現在のところはないとしながらも、道産のニンジンが商品薄だという。同店は「ジャガイモ、タマネギは今後影響が出てくるかもしれない。また、地震の影響かは分からないが、サンマの価格が上がっている」としている。

最終更新:9/11(火) 6:01
長野日報