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早熟じゃなくて晩成だった!? 38歳にして世界ランク1位、ジャスティン・ローズの「変える強さ」と「変えない強さ」

9/11(火) 16:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

PGAツアーのプレーオフ第三戦「BMW選手権」で惜しくもプレーオフの末破れたジャスティン・ローズが、ダスティン・ジョンソンをギリギリかわし、初めての世界ランク1位の座についた。ローズを世界ランク1位にまで押し上げたものはなんだったのか、プロゴルファー・中井学が分析。

自身初の世界ランク1位! ジャスティン・ローズのドライバー連続写真

17歳で全英4位に入った少年が、20年の時を経て世界ランク1位に

1986年からスタートした世界ゴルフランキングにおいて、NO.1の座についた選手は22人しかいません。38歳での世界ランク1位は、その歴史の中でも偉業と言っていいのではないでしょうか。

ご存知の方も多いと思いますが、ローズは17歳のときに全英オープンで4位となったことで大きな話題となり、直後にプロ入り。しかし、プロ入り後は17戦連続予選落ちという地獄の苦しみを味わうことになります。

若いうちの苦労は買ってでもしろと言いますが、この言葉はローズにこそ当てはまると私は思います。キャリアのごく初期に辛酸をなめ、そのときに、自分には何が足りないのか。なぜ、それができないのか。自分の弱さとしっかり向き合ったのだと思います。

自分の欠点を把握することは、自分のストロングポイントを把握することでもあります。ゴルフにおいてこれは極めて重要なこと。欠点を知れば成長することができますし、長所を知れば不調時に早く復調することができるからです。

ローズの場合、環境を変え、コーチを変えても、この自分自身の欠点と長所をつねに把握するという作業を怠った形跡が見られません。結果、早熟の天才だったローズが、晩生のいぶし銀選手として世界ランク1位にまで上り詰めることができたのです。

それを端的に表しているのがパッティングにあると私は見ています。BMW選手権で、ローズはテーラーメイドのアードモアというマレット型パターに、ラムキンのフラットキャットというグリップをつけ、右手指をグリップ正面に被せるように持つクロウグリップでパターをグリップしていました。

2016年のリオ五輪の際は、オーソドックスなブレードタイプのパターで、グリップもナチュラルなものを採用。つまり、今と全然違うんです。ローズは、パッティングに関してグリップもパターも頻繁に変える選手です。

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