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Google、Ciscoとの提携に基づく「Cisco Hybrid Cloud Platform for Google Cloud」を正式リリース

9/12(水) 4:59配信

@IT

 Googleは2018年9月7日(米国時間)、オンプレミス環境とクラウド環境を橋渡しするオープンなハイブリッドクラウドプラットフォーム「Cisco Hybrid Cloud Platform for Google Cloud」の提供を開始した。

 同社は2017年10月にCisco Systems(以下Cisco)との提携を発表、今回のハイブリッドクラウドプラットフォームの提供に向けて共同で取り組んできた。充実したサポートの下で、各企業が望みのペースや条件に基づいてクラウドに移行するニーズに対応するためだという。

 Cisco Hybrid Cloud Platform for Google Cloudでは、オンプレミスとクラウドでアプリケーションをシームレスに実行できる。クラウドで動くアプリケーションは、既存ITシステムを含むオンプレミス機能を利用でき、オンプレミスで動くアプリケーションは、クラウドの新しい機能を利用できるという。

 開発者は今回のプラットフォームを通じて、Google Cloud上で「マネージドKubernetes」「GCP Service Catalog」の他、Ciscoのネットワーキングとセキュリティ機能、オープンソースネットワーキング技術「Istio」の認証とサービスメッシュモニタリングといったエンタープライズ用途を満たす機能を利用できる。

 また、Ciscoのテクニカルアシスタンスセンター(TAC)が顧客向けの一括サポート窓口として機能する。ハイブリッドクラウド環境全体にわたって、TACがCiscoのネットワークとセキュリティのポリシー、構成を拡張し、アプリケーションの動作をモニタリングする。

 Googleは、こうしたCisco Hybrid Cloud Platform for Google Cloudのメリットを次のようにまとめている。

・オンプレミスアプリのモダナイゼーションの加速

 「Google Kubernetes Engine(GKE)」のようなクラウドネイティブ技術との一貫性があるKubernetesベースのコンテナ戦略を利用することで、オンプレミスアプリのモダナイゼーションが加速する。クラウドでKubernetesやコンテナを使用するためのターンキーソリューションや、セキュリティと利用のポリシーを強制するための管理ツールをCiscoが提供する。

・簡単なサービス管理

 コンテナとマイクロサービスに最適なオープンソース技術であるIstioは、ポリシー駆動型の制御を利用して、オンプレミスとクラウドの両方のサービスをスケーラブルに接続、保護、検出、管理する一貫した方法を開発者に提供する。このため、開発者は新しいポータブルサービスを簡単に実装し、中央から構成、管理できる。

・クラウドへのオンプレミスワークロードの迅速で安全な接続

 「Apigee」が提供するAPI管理機能を使って、オンプレミスで実行されるレガシーワークロードを、APIを介してクラウドに接続できる。企業はApigeeにより、オンプレミスのレガシーサービスを安全なAPIとして公開でき、開発者はこれらのサービスをモダンアプリケーションに簡単に取り込むことができる。

・統合されたセキュリティとサポートの利用

 顧客はCiscoの既存セキュリティポリシーとモニタリング機能をクラウドに拡張でき、CiscoとGoogle Cloudによる調整済みの技術サポートが保証される。

@IT

最終更新:9/12(水) 4:59
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