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RDP接続で遭遇するデバイス怪現象、その理由は忘却のかなたに……

9/12(水) 5:20配信

@IT

使われなくなった光学ドライブ、いざ使おうとしたら……

 現在では、光学ドライブ自体を搭載していないPCも増えていますが、光学ドライブはPCの必須ともいえるハードウェアコンポーネントでした。そして、書き込み可能なCD/DVDのマルチ光学ドライブを標準搭載したデスクトップPCやノートPCも珍しくありませんでした。

【画像】同じPCで書き込み用ドライブが見つからない(実は、こちらも正常な動作)(画面2)

 数年前まで、ソフトウェア製品は今のようにダウンロード提供/販売されることは珍しく、CD/DVDメディアが入ったパッケージ製品を購入するのが普通でした。そして、書き込み可能なCD/DVDドライブの用途としては、ホームムービーで撮影した動画を、製品版やOEM版のライティングソフトや無料の「Windowsムービーメーカー」(注:Windowsムービーメーカーを含むWindows Essentials 2012のサポートとダウンロード提供は2017年1月10日に終了しました)を利用して、再生用のCD/DVDメディアを作成することが多かったのではないでしょうか。

 それ以外の用途で必要になるとすれば、OSやアプリケーションのインストール用ISOイメージからインストールメディアを作成する、あるいはシステムのバックアップをDVDメディアに作成するといったことがあります。

 ISOイメージをCD/DVDメディアに書き込む機能は、Windows 7からOSに標準搭載されています。Windows 7の「バックアップと復元」の「システムイメージの作成」機能もまた、DVDメディアへのバックアップ作成に対応しています。

 しかし、Windows 7はUSBメディアをOSのインストールメディアとして使用できますし、Windows 8からはISOイメージを直接ローカルマウントできるようになったため、ISOイメージからCD/DVDメディアを作成する必要性は少なくなりました。

 また、PCの内蔵HDDの容量も増えたことで、システムイメージ作成先としてDVDメディアが利用されることはほとんどないと思います(メディアが何十枚と必要になるでしょうから)。残る用途は、「システム修復ディスクの作成」(RecDisc.exe)くらいでしょうが、これにも「USBメモリを回復ドライブとして作成する」(RecoveryDrive.exe)という代替方法があります。

 このように、現在では書き込み用光学ドライブを使う機会は、ほとんどなくなったと思います。筆者の場合は、Windows 10が新しいバージョンになるたびに、いざというときのためにシステム修復ディスクをCD-RまたはDVDメディアに作成しています(もっぱら使うのはUSBメモリの回復ドライブですが)。また、Windows 10のクリーンインストール用および「Windows回復環境(WinRE)」の起動用に、ISOメディアからインストール用DVDメディアを作成することもたまにあります。

 前置きが長くなってしまいましたが、Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)にアップグレードして少したったころ、ISOイメージをDVDメディアに書き込もうとしたら、光学ドライブが見つからないという状況に遭遇しました。少し前までは確かに使えていました。そのときには、OS標準の書き込み機能ではなく、OEM版のライティングソフト(Windows 8プリインストールPCに付属していたもの)を使用していました。

 画面1と画面2は、それをOSの標準機能で再現したものです。Windows 10 バージョン1803にアップグレードしたばかりなので、プリインストールされていたライティングソフトがWindows 10の新バージョンに対応できなくなったのだと勘違いし、OS標準機能があれば十分なのでOEM版のソフトはアンインストールしてしまいました。

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最終更新:9/12(水) 5:20
@IT