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司法試験合格、最少1525人 法科大学院の低調続く 未成年、初の合格

9/12(水) 7:55配信

産経新聞

 法務省は11日、平成30年の司法試験合格者を発表した。5238人(前年比729人減)が受験し、1525人(同18人減)が合格。受験者、合格者ともに現行制度の試験が始まった18年以降、最低を更新した。一方、合格率は2年連続で上昇し、29・11%(同3・25ポイント増)となった。法科大学院修了者の合格率は24・75%だったのに対し、法科大学院を経ずに受験資格を得る「予備試験」通過者の合格率は77・60%だった。

 合格者数の内訳は、法科大学院修了者が1189人、予備試験通過者は336人。予備試験通過者の合格者数、合格率はいずれも過去最高となった。

 男女別では男性1150人、女性375人だった。平均年齢(今年12月末現在)は28・8歳で、最年長は68歳、最年少は19歳。未成年者の合格は18年以降初めて。

 法科大学院別の合格率は東北学院大の60・00%(合格者3人)がトップ。一橋大59・50%(72人)、京都大59・26%(128人)、東京大48・02%(121人)、神戸大39・53%(51人)が続いた。

 合格率低迷や時間的、経済的負担から、法曹志望者の法科大学院離れが加速。大学の学部生のときから予備試験に挑戦する傾向が続いている。

 法科大学院は学生の募集停止が相次ぎ、現在学生を募集しているのは36校。しかし、修了5年以内なら受験資格があるため、今回の受験対象となるのは計73校で、うち9校で合格者がゼロだった。

最終更新:9/12(水) 7:55
産経新聞