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日体大、渡辺駅伝監督を解任=部員へのパワハラ、暴力で

9/12(水) 13:34配信

時事通信

 日体大は12日、陸上部の渡辺正昭駅伝監督に部員への暴力行為やパワーハラスメントが認定されたとして、11日付で同監督を解任したと発表した。

 大学側が部員ら関係者から聞き取り調査を行い、脚を蹴る、胸ぐらをつかむなどの暴力や、人格を否定するような言葉を浴びせる行為が複数確認された。渡辺氏もこうした言動をおおむね認めて辞任を申し入れたが、大学側は解任処分とした。日体大は「渡辺監督には体罰やパワハラに関する認識が乏しく、学生指導の適性に欠けると判断した」との見解を声明で発表。具志堅幸司学長は「本学教職員・学生に対し、暴力行為などの禁止を啓発すべく、研修に努める」とコメントした。同学長は日本体操協会の副会長を務めている。

 後任監督は未定。陸上部は活動を継続し、昨年度総合4位に入った東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)などにも出場予定。日体大から処分の報告を受けた関東学連は「今後対応を検討する」としている。

 渡辺監督は2015年3月に就任。過去に愛知・豊川工高の監督を務め、男子を11年まで14年連続で全国高校駅伝出場に導いた実績があるが、13年に部員への体罰問題で愛知県教育委員会から停職4カ月の懲戒処分を受けたことがある。 

最終更新:9/12(水) 16:39
時事通信