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<三菱マテリアル>子会社3社を起訴…虚偽表示で 東京地検

9/12(水) 16:12配信

毎日新聞

 非鉄大手・三菱マテリアル(本社・東京)の子会社などで検査データが改ざんされていた事件で、東京地検特捜部は12日、法人としての子会社3社を不正競争防止法違反(虚偽表示)で東京簡裁に起訴した。このうち2社については前社長2人を同法違反で在宅起訴した。

 特捜部が起訴したのは、三菱マテリアルの子会社の「三菱電線工業」(東京)▽「ダイヤメット」(新潟)▽「三菱アルミニウム」(東京)。また、個人で起訴されたのは三菱電線工業の村田博昭前社長(61)とダイヤメットの安竹睦実前社長(60)。

 三菱マテリアルは昨年11月以降、子会社が自動車や航空機用に出荷するゴムや銅製品の検査データを顧客の要求などに合っていなかったのに、適合するよう改ざんしていたと公表。不正は、起訴された3社のほか、子会社の三菱伸銅(同)と、三菱アルミニウムの子会社・立花金属工業(大阪)でも行われていた。不正品の出荷先は延べ841社に上る。

 関係者によると、特捜部は7月、これらの会社や、関係先として本体の三菱マテリアルを同法違反容疑で捜索。担当者らから任意で事情聴取するなどして捜査を進めていた。

 同様のデータ改ざん問題で特捜部は7月、法人としての神戸製鋼所を不正競争防止法違反(虚偽表示)で起訴しており、大手メーカーが相次いで刑事責任を追及される事態となった。【巽賢司、遠山和宏、金寿英】

最終更新:9/12(水) 17:48
毎日新聞