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2014年アジア競技大会3決以来の対戦。アウェーで激突するカザフスタンとは?

9/12(水) 21:04配信

バスケットボールキング

フィジカルとリバウンドは強いがターンオーバーが多い

 FIBAアジアの中で中央アジアに分類されるカザフスタンは、日本とは対戦が少なく、情報が少ない国だ。旧ソビエト連邦が崩壊した後の1991年にカザフスタン共和国として独立。FIBAに加盟したのは1992年という新しい国でもある。世界で9位という広い国土を持ち、隣接するロシア系の大型の選手、モンゴル系の体格のいい選手が揃い、フィジカルの強さを生かしたバスケットボールをする。またリバウンドに強いのも特長。ワールドカップ アジア1次予選ではリバウンドが全体4位、1試合平均43.5本(日本は12位で1試合平均36.0本)をマークしている。

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 2000年代における日本との対戦成績は五分で、接戦が多い。近年で印象に残っているのは2014年アジア競技大会の3位決定戦。日本が76-72で接戦を制した試合だ。竹内公輔(栃木ブレックス)と竹内譲次(アルバルク東京)らインサイド陣がリバウンドで粘り、辻直人(川崎ブレイブサンダース)と金丸晃輔(シーホース三河)が効果的な3ポイントを決め、比江島慎(ブリスベン・ブレッツ)がゲームメイクと得点の両面で司令塔としての片鱗をのぞかせたこの試合は、近年のベストゲームの一つにあげられる。日本がアジア選手権(現アジアカップ)とアジア競技大会を通じて、久々にメダルを獲得したゲームでもあった。

 この試合に象徴されるように、カザフスタンはサイズと強いフィジカルを持ちながらも、ビッグゲームを勝ち切る試合を経験したことがない。

 唯一、カザフスタンの大金星といえば、2007年のアジア選手権の予選ラウンドで韓国から勝利をあげたことだ。当時のヘッドコーチは「今日はカザフスタンの歴史が動いた日」と感極まっていた。韓国との再戦となった3位決定戦では対策を練られて初のメダルを逃すも、高さを誇る素材の良さと、205㎝のアントン・ポノマレフという逸材が台頭したことで、「いつの日かアジアを脅かす存在になるかもしれない」と恐怖を抱かせたものだ。

 しかし、その恐怖はいまだやってこない。数年前には帰化選手であるガードのジェリー・ジョンソンを擁し、上位に対抗した試合もあった。しかし、それでも善戦はするが勝ち切れない。その要因の一つがスタミナのなさとターンオーバーの多さだ。1次予選でもターンオーバーの数は1試合平均19.2で1位(日本は12.2で12位)。ミスから集中を切らせ、終盤に失速するケースがあまりにも多い。また、準備をして臨む大会とそうではない大会の差が激しく、強化体制が整っていないことも一因。そのせいなのか、毎回、BCアスタナというカザフスタンの名門チームを主体に代表チームを形成しているのだが、国としての強化策が見えてこないのだ。

 ただ毎回、フィジカルの強さで対抗するあまり、対戦相手は警戒を続けている。ワールドカップ1次予選は3勝3敗。カタールに2勝、イラクに1勝1敗、イランに2敗という成績だ。

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