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北海道震度7 熊本からの観光もキャンセル相次ぐ

9/13(木) 19:48配信

RKK熊本放送

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北海道で最大震度7を観測した地震から13日で1週間です。

北海道の経済を支える観光への影響が大きくなる中、熊本から北海道へという旅行も、キャンセルが相次いでいるようです。

「この時間、いつもだと観光客で賑わっている温泉街ですが、閑散としています」(JNN取材団)

「客は10分の1、下手したらそれ以下」(土産物店)

北海道の観光地の一つ「登別温泉」は、震度7の厚真町から80キロほど離れていますが、全国から1万人を超えるキャンセルが出ました。

また、直線距離で150キロ離れた函館、「100万ドルの夜景」は北海道を代表する観光名所ですが、地震の後「節電」という悩みを抱えています。

発電所が被災したことで電力供給が十分ではなく、国などは、午後8時半までの節電を呼びかけていて、観光客からは、このまま「節電」が続くことに不安の声が漏れてきます。

「残念です、観光している身としては。これだけキレイなのが見られないのは」
「(Q.もし計画停電したら真っ暗になるが?)しかたないです。生活のほうが大事なので」(観光客)

北海道の経済を支える観光面で様々な影響が出ている中、熊本からの旅行はどうなっているのか?旅行代理店に話を聞きました。

「うちでは全体の半分くらい取り消しになった」(九州産交ツーリズム 福水秀章企画旅行部長)

この旅行代理店では、9月10月11月の3か月間で、北海道への旅行を予定していた個人・団体のキャンセルが相次ぎ、およそ1000万円の売り上げが半分以下に落ち込んだということです。

主なキャンセルの理由を聞くと…

「この時期に行っても北海道の人に迷惑をかけるのではないかという思いや停電だからなという声は伝わってきている」(九州産交ツーリズム 福水秀章企画旅行部長)

やはり電力への不安は大きく影響していて、他に「余震が落ち着くまでは」といった話も出ているといいます。

ただ、空港やホテルなどが再開したことで、北海道へのツアーそのものはほとんど再開していて、旅行代理店でも、節電などが落ち着いたら熊本地震の恩返しをしたいと考えています。

「応援ツアーじゃないですけど熊本もたくさん応援して頂いたので同じように応援お返しがしたい」(九州産交ツーリズム 福水秀章企画旅行部長)

今回のキャンセルは、団体客がおよそ400万円分と、多くを占めていますが、替わりの観光地へ行こうにも、ホテルや航空券などが団体だとなかなか確保できず苦労しているという話でした。

また、修学旅行が北海道という高校もいくつかありますが、12月に修学旅行を予定している熊本マリスト学園高校は、旅行代理店と実施するかどうかを検討しているということです。

RKK熊本放送

最終更新:9/13(木) 19:51
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