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〔NY外為〕円、111円台前半(12日)

9/13(木) 7:00配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】12日のニューヨーク外国為替市場では、インフレの落ち着きを示す米物価関連指標などを背景に円が買われ、円相場は1ドル=111円台前半に上伸した。午後5時現在は111円19~29銭と、前日同時刻(111円59~69銭)比40銭の円高・ドル安。
 米労働省が朝方発表した8月の卸売物価指数(PPI)は全体、コアともに前月比0.1%低下。それぞれ0.2%上昇とする市場予想(ロイター通信調べ、中央値)を下回ったため、円買い・ドル売りが先行した。
 その後、トランプ米政権が中国との貿易摩擦緩和に向けた閣僚会議の再開を打診したとの一部報道が流れたことから、米中間の「貿易戦争」が回避されるとの期待が浮上。このため、ドルを買い戻す動きが活発化し、円相場は一時111円台半ばまで押し下げられた。
 ただ、円売り・ドル買いが一巡した後は再び円が買い戻される展開となった。米中両国は6月初旬までに閣僚レベルで計3回話し合ったが「貿易戦争」回避で折り合えず、制裁関税と報復を繰り返した経緯があり、摩擦緩和で互いに歩み寄れるかどうか懐疑的な見方も根強いため、ドルの追随買いは乏しかった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1622~1632ドル(前日午後5時は1.1600~1610ドル)、対円では同129円30~40銭(同129円49~59銭)。

最終更新:9/13(木) 9:29
時事通信