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「Azure DevOps」をMicrosoftが提供開始、包括的なDevOpsサービス

9/13(木) 5:10配信

@IT

 Microsoftは2018年9月10日(米国時間)、ソフトウェア開発ライフサイクル全体をカバーし、開発チームの全作業を支援する「Azure DevOps」サービスの提供開始を発表した。

【画像】Azure Boardsで全てのAzure DevOpsサービスを使う様子

 コード共有や作業の追跡など、ソフトウェア開発チームを支援するツールの開発、提供に15年以上投資し、学習した蓄積が同サービスに結実したという。

 Azure DevOpsは、「Visual Studio Team Services(VSTS)」が進化したものであり、VSTSユーザーは、Azure DevOpsプロジェクトに自動的にアップグレードされる。Azure DevOpsでは、VSTSで提供されていた全ての機能を利用でき、選択肢や管理機能がVSTSより充実している。VSTSの特徴だったエンドツーエンドのトレーサビリティー(追跡可能性)や統合機能も引き続き利用できる。

 Azure DevOpsが備える主なサービスは次の通りだ。

・Azure Pipelines あらゆるプログラミング言語と、プラットフォーム、クラウドに対応するCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)サービス。GitHubや任意のGitリポジトリに接続し、継続的デプロイを行える。

・Azure Boards かんばんボードや、バックログ、チームダッシュボード、カスタムレポートを利用できる強力な作業追跡サービス。画面2では、を示した。

・Azure Artifacts パブリックソースとプライベートソースからApache Maven、npm(Node Package Manager)、NuGetパッケージフィードを作成できるサービス。
・Azure Repos クラウドでホストされた容量無制限のプライベートGitリポジトリを利用できるサービス。プル要求や高度なファイル管理などにより、協力してコードをビルドできる。
・Azure Test Plans オールインワンの計画的で探索的なテストソリューション。

 各Azure DevOpsサービスはオープンで拡張可能だという。使用するフレームワークや、プラットフォーム、クラウドにかかわらず、任意のタイプのアプリケーションに適用できる。

 これらのサービスは、組み合わせてフルDevOpsソリューションを実現でき、さらに他のサービスとともに使うこともできる。例えば、Azure Pipelinesを使ってGitHubリポジトリからNodeサービスをビルド、テストし、コンテナでAmazon Web Services(AWS)にデプロイするといったことが可能だ。

 Azure DevOpsはパブリッククラウドとプライベートクラウドをサポートしており、Azureでもデータセンターでも実行できる。ライセンスを別途購入する必要はない。

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最終更新:9/13(木) 5:10
@IT