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滝沢秀明、デビュー前からプロデューサーの片りん

9/13(木) 6:00配信

デイリースポーツ

 昨年9月から活動休止していたジャニーズ事務所の人気デュオ・タッキー&翼が12日、都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、滝沢秀明(36)が年内一杯で芸能界を引退することを明かした。

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 2019年以降はジャニー喜多川社長(86)の意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や演出など、社長の“後継者”としてプロデュースに専念する。タキツバは9月10日にデビューから16年で解散した。18年にメニエール病を再発した今井翼(36)は近々の手続き終了後に退所。治療に専念しながら、将来的な芸能活動再開を目指す。

 前ジャニーズ担当の原田智恵記者が、これまでの滝沢の活動について振り返った。

  ◇  ◇

 90年代、ジャニーズJr.がデビュー前のグループとして史上初の東京ドーム公演を成功させた。数百人のJr.をプロデュースしていたのが滝沢だった。

 当時のJr.は「8時だJ」など多くのレギュラーを持っており、その中から嵐や関ジャニ∞など多くのスターが生まれた。いわゆる“ジャニーズJr.黄金期”をまとめ、演出もしていた。口癖は「彼はこう見せた方がいい」。トップとして表に出ることが多く、ひょうきんに振る舞っていたが、真面目で、自分のことより他の人の見せ方ばかり考えていた。すでに衣装は彼がデザインしていた。

 02年に「タッキー&翼」でデビューする直前のデイリースポーツのインタビューでは、写真を撮ったり、コンサートの構成演出とステージデザイン、作詞作曲を行っていることを明かしていた。当初は映像への関心が強かったが、「滝沢演舞城」を始めた頃から舞台に興味を広げた。この頃から、出演者としてよりプロデューサー、演出家としての話が多くなった。舞台プランが入ったPCを守って鼻の骨を折ったこともあった。

 ジャニー喜多川社長の誕生日をプロデュースしたエピソードは有名だが、今井の誕生日もよくサプライズで祝っていた。人を驚かすのが好きで、喜ばれることに至上の幸福を見いだしていた。舞台も同様。今では多用されるウオーターカーテンを舞台に取り入れるなど先見の明もある。ジャニー社長の意思を継げるのは彼しかいない。

 06年、滝沢の人生を舞台にした「ONE!」では自分の老後を描いた。つえに支えられながらも仲間を気にする老人。それが滝沢にとって、理想の年の取り方なのだろう。

 近年は火山研究でも知られる。表現者としては全てやりきったのかもしれない。次のステージに期待している。

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