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世界最古の醸造所発掘=ビールに似た飲料、儀式用か―イスラエル

9/14(金) 15:05配信

時事通信

 【エルサレムAFP時事】イスラエル北部ハイファ近郊の洞窟で世界最古とみられる醸造所跡が発掘された。

 共同研究論文が考古学の学術誌に13日掲載された。地中海東側地域で定住していたナトゥフ人のもので、1万3000年前にはビールに似た飲料が製造されていた可能性がある。

 論文執筆に携わったハイファ大学のダニ・ナデル教授によると、ナトゥフ人は洞窟で、草花を敷いて死者を葬ったほか、アルコール飲料であるスープ状の液体を製造していたらしい。

 洞窟では、表面に掘られた深さ約40~60センチの石臼状の穴が見つかった。二つは穀物の貯蔵用、残り一つは穀物を粉砕するためのもので、発酵の前段階として用いられたとみられる。

 こうした設備が埋葬用の洞窟にあることから、ナデル教授は飲酒が「何らかの儀式、また社交行事と関連しているようだ」と話している。 

最終更新:9/14(金) 15:21
時事通信

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