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【尾車親方の目】稀勢の里、前に出て前に落ちた気迫が次につながる

9/15(土) 9:12配信

スポーツ報知

◆大相撲秋場所6日目 ○千代大龍(押し出し)稀勢の里●(14日・両国国技館)

 落ち込む黒星ではない。稀勢の里は頭から当たって、千代大龍の強い当たりを受け止めて、前に出ていった。左を入れようとした瞬間、タイミングよくいなされてあっさり土俵を割った。今場所は白星を重ねながらも少し腰高が気になっていた。前日の正代との一番もそうだった。千代大龍との一番でも左胸が高くなった。それでも深刻になる必要はないと断言することができる。

 8場所連続の休場。相撲勘も戻らない状況で今場所は5敗から6敗はするかもしれない。だからこそ負け方も重要になってくる。もし、千代大龍の強い当たりに負けて、後ろに下がり、尻もちでもついていたら、それこそ一大事だ。それが前に出て、前に落ちて負けた。この気迫は必ず来場所につながってくる。今場所は苦しい場所になることは分かっていたはず。同時に負け方も大事だということを痛感してほしい。(スポーツ報知評論家)

最終更新:9/16(日) 19:41
スポーツ報知