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本命彼氏が2人いる女性「結婚すればまともになれると思っていた」

9/14(金) 11:10配信

telling,

多様な“結婚”のあり方を考えるこの企画。3回目は、複数の人を同時に愛するポリアモリーのきのコさん(34)にお話を聞きました。きのコさんは27歳の時に約1年半の結婚生活を経験し「二度と結婚という制度は利用したくない」と話しています。その理由とは――。

――ご結婚されていたお相手はどういう方ですか?

きのコさん(以下きのコ) 大学時代の友人です。3年お付き合いして、27歳の時に結婚しました。私はこれまでいい大学に行って、いい会社に入って……と世間でいう“勝ち組”の人生を歩んできていたので、そのレールにそって27歳で結婚して、その2~3年後に子どもを産んで……と思っていました。結婚する前はポリアモリーを宣言していなかったので、彼からすると、浮気をしまくる彼女。私も彼も「結婚すればまともになる」と思っていました。

不倫が原因で1年半で離婚

――結婚生活はどうでしたか?

きのコ いわゆる社会からのプレッシャーが大変でした。ある種のレールの上に乗ったので「その上を走るんでしょ?」っていう。親戚の方たちも全く悪気無く「次は3人で帰ってこいよ」と言うんですよね。私たちが子どもを作るかどうかは、あなたが決めることじゃないって思うんだけど、「子どもに恵まれることが幸せな家族の形」とすり込まれているから、わからない。

 レールに乗りたいけど、やっぱり違和感がある。家庭に入って、婚姻制度の中におさまっても浮気性の自分を“矯正”できなかった。私の不倫が原因で1年半で離婚することになりました。

――離婚の際、相手からは何と言われたんですか?

きのコ 「合わないね」とだけ。その時に「お前はおかしい!」という言われ方はしなかった。元夫はすごくできた人だなと思いました。

 不倫をしているとき、元夫を傷つけたことは悪いけど、好きな人が複数人できてしまうことに、どうしても罪悪感を持てなかったんです。どう悔い改めていいのかわからない。もう、ポリアモリーとしての自分を認めていくしかないのかな、と腹をくくりました。これが私だからしょうがないなって、離婚した28歳の時にやっと思えたんです。他人を偽りたくないし、何より自分を偽りたくない。

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最終更新:9/14(金) 11:10
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