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鋼製下地材価格、母材のめっき鋼板高を反映し上昇へ

9/14(金) 6:05配信

鉄鋼新聞

 天井や壁に使用する鋼製下地材が騰勢を強めている。原材料の亜鉛めっき鋼板が一昨年前から大幅な上昇となっており、下地材メーカー各社が製品価格への転嫁を進めているためだ。秋からは都市部を中心に建設計画が相次いでおり、メーカー各社は需要増を追い風にして下地製品の価格を引き上げる方針だ。
 母材コイルは一昨年前から鉄鋼メーカーらが累計でトン2万5千円超の値上げを打ち出しており、輸入の溶融亜鉛めっき鋼板(GI)も中国材などはCIF価格で累計トン3万5千円超の上昇となっている。
 下地材製品は耐震天井商品などの高付加価値製品やJIS製品(JIS A6517)などへの価格転嫁はある程度進んでいたが、板厚やめっきを薄くして成形幅を縮めるなどした「一般材」、角スタッドなど安価製品については値上げの動きが遅れていた。
 下地材メーカー筋によると、「夏場までは端境期だったが、秋以降はメーカー各社が建設案件を複数抱えて競争ムードが後退している」としている。値上げ姿勢についても「今回はJIS材だけでなく、価格是正が遅れていた角スタットなどの一般材も価格を引き上げる動きが広がっている」様子だ。

最終更新:9/14(金) 6:05
鉄鋼新聞

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