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北海道地震被災地での活動を報告 神奈川県警派遣部隊34人が帰県

9/14(金) 19:19配信

カナロコ by 神奈川新聞

 最大震度7を観測した北海道の地震で、被災地での行方不明者の捜索活動などを行った県警の派遣部隊34人が帰県し、13日に代表者5人が県警本部で現地での活動を報告した。第1機動隊の福田博之警視(53)は、余震や降雨による二次災害の恐れがある中、重機と手作業での厳しい活動を強いられたと振り返りつつ「自衛隊や消防などと連携して活動ができた」と総括した。

 地震は6日未明に発生。県警危機管理対策課によると、34人は同日中に北海道に向けて出発し、7~9日にかけて被害の大きかった厚真町で行方不明者の捜索や、指揮支援活動にあたり、10日に帰県した。

 同町吉野地区と幌内地区で捜索活動に従事した29人は、心肺停止となった3人を発見し、搬送した。吉野地区の捜索現場では約1キロにわたり土砂が崩れており、どこに家屋があったのか分からない状況だったという。指揮支援活動にあたった5人は安全管理や情報共有など、現場の円滑な活動を支援した。

 捜索活動を担当した危機管理対策課の前原陽巡査部長(42)は「雨が降り、いつまた土砂崩れが起きるかわからない恐怖の中での活動だった」と回顧。第1機動隊の藤山恭警部(41)も手作業での捜索に「1分1秒でも早く発見しようと、ひとかきひとかきに誠意を込めて作業に当たった」と述べた。第2機動隊の松橋槙也警部補(35)は自衛隊などとの連携が円滑だったとした上で「いつ起きるか分からない災害に備えて一層訓練に励む」と誓った。

 福田警視とともに、指揮支援にあたった危機管理対策課の山川淳平警部補(36)は「人命を助けることはできなかったが、ご家族の元にお戻しすることができたのはよかったと思う」と話した。

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