ここから本文です

うねり打つ「eスポーツ」の波はテレビ業界にも及ぶ

9/14(金) 4:55配信

日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

会社には日々大量の取材呼び込みのファクスが届く。それらを裁きながら、少しずつeスポーツ関連のイベントが増えてきたことを実感している。

一時期、実際にeスポーツ関連イベントを取材することが続いた。吉本興業のeスポーツ事業参入会見、芸能事務所対抗のeスポーツ大会「eスポーツ スターバトルチャンピオンシップ」の発足会見。女性タレントのみで対戦するeスポーツクイーン決定戦「EQリーグ」には、オスカープロモーションや東宝芸能など、ゲームとはイメージがひも付かない芸能事務所の参加表明が印象的だった。対戦ゲームタイトルも本格派が挑むようなシューティングや格闘、戦略を駆使するようなものではなく、「太鼓の達人」や「ボンバーマン」など“みんなでワイワイ”といった趣向のものが多かった。楽しくeスポーツを盛り上げようという企画意図が伝わった。

テレビ業界にもその波が及んでおり、日本テレビはeスポーツ事業に参入することを発表した。子会社を設立しeスポーツチームを結成するほか、eスポーツ番組「eGG」(毎月第3木曜、深夜0時59分)を放送中だ。テレビ東京も10月からeスポーツ番組「有吉eeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?」(10月28日スタート、日曜午後10時)を編成する。民放キー局では初のゴールデン帯eスポーツ番組ということで、会見でも注目を集めた。平山大吾プロデューサーは「(司会の)有吉(弘行)さんが誰かの家に行ってゲームをする、というところまでしか決まっていません」と苦笑いだったが、縄谷太郎編成部長は「いち早くキー局として編成しようと思いました」と、eスポーツへの期待をのぞかせた。

eスポーツを取り巻くうねりが、日に日に大きくなっていることを感じる。ゲーム好きとしては、早く世の子どもたちが「いつまでゲームなんてやってるの!」とお母さんに怒られないくらい、ゲームが市民権を得られたらいいのにな、と思っている。

最終更新:9/15(土) 23:02
日刊スポーツ

あわせて読みたい