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豊ノ島、三役経験の常幸龍を破り4連勝 再十両有力

9/14(金) 15:43配信

日刊スポーツ

<大相撲秋場所>◇6日目◇14日◇両国国技館

無給生活からオサラバする日が近づいてきた。関脇経験者で西幕下筆頭の豊ノ島(35=時津風)が、6日目にして早くも、今場所の4番相撲に十両の土俵に登場。三役経験者同士の対戦で、東十両14枚目の常幸龍(30=木瀬)を上手投げで破り4連勝。再十両を有力にした。

【写真】同体で取り直しになる豊ノ島と常幸龍

最初の取組では寄り立てて体を預けたが、相手も必死に突き落としで逆転を狙った。軍配は豊ノ島に上がったが、物言いが付き協議の結果は取り直し。その一番は、左をのぞかせ突進した豊ノ島が、最後は上手になったその左からの豪快な投げで、常幸龍を裏返し。大きな4勝目を手にした。

苦労人同士の対戦だった。相手の常幸龍は14場所ぶりの関取復帰で今場所の土俵に上がっていた。1場所ではあるが、14年秋場所では新三役の小結に昇進。金星も獲得した実力者だが16年6月に右膝を手術。幕下陥落後も2場所連続全休で三段目まで番付を落とした。三役経験者が三段目に降下してからの十両復帰は、十両が地位として明確になった1888年(明21)1月場所以降では初めての復活劇だった。

そんな相手は、左アキレス腱(けん)断裂からはい上がる自分には格好の刺激剤となった。十両への昇格は、今後の十両からの陥落者数、幕下上位の成績次第で、この日の4勝目で「確定」とまではいかないが、大きく前進したことは間違いない。2年前のこの秋場所が最後の関取の座。約2年ぶりの復帰が有力になった。

最終更新:9/15(土) 20:45
日刊スポーツ