ここから本文です

祝3周年&Switch版発売! これから遊ぶ方のための『UNDERTALE』を楽しむ方法(だいたい)6選

9/15(土) 0:02配信

ファミ通.com

文:戸部マミヤ

 2018年9月15日、記念すべき『UNDERTALE』3周年を迎えたこの日に、同作のNintendo Switch版が発売された。

 これを機に“誰も倒さなくていいRPG”に挑戦しようと考えている方、あるいは「Switchは持っているし、おもしろいという話もよく聞くけど、私にも楽しめるかな?」と足踏みしている方、そんな皆さんに向けて『UNDERTALE』を楽しむコツを6選ほどご紹介したい。


その1 いますぐプレイする

 身も蓋もない話をするならば、『UNDERTALE』を楽しむ最大のコツは、一切の事前情報なしに遊ぶことである。今すぐにブラウザの×を押して、 Nintendo Switchを(あるいはPS4や Steamを)起動しよう。


 あまりハードルを上げるべきではないことはわかっているのだが、本作は歴戦のRPGファンからライトゲーマーまで、万人が楽しめる懐の広さがある。PC版のユーザーレビューで95%が“好評”を押していることからもそれは確かだ。

 ちなみに、公平を期すために“不評”な意見も紹介すると、たとえば弾幕シューティングのような戦闘に馴染めなかったという声もある。これは確かに事実で、一般のRPGと違ってレベル上げをすれば確実に攻略できるようなシステムでは無いため、アクションゲームが苦手な方は何度か挑戦しなければ突破できなさそうなポイントも存在する。

 だがそれを差し引いても、本作のプレイを通じて得られる“体験”は唯一無二だ。合う・合わないは個人の感覚だから確実なことは言えないけれど、それでもここまで評価されたゲームに触れないのはもったいない。価格も1680円[税込]と低コストだ。

 まっさらな状態で本作を遊べるチャンスは一度だけ。「記憶を決してもう一回やりたいなあ」と嘆くプレイ済みユーザーからすると、未プレイの皆さんに対しては羨ましさしかないのだから。


その2 最初から正解にこだわらない
 時間が足りない現代人にとって、RPGというのはなかなかハードルの高いアクティビティだ。時短目的で攻略サイトに頼ることも多いだろう。

 だが、こと『UNDERTALE』に関しては、ぜひ効率を求めずにプレイしていただきたい。迷っている過程にも、ちょっとした発見や小ボケが隠されている。脇目も振らずにずんずん進んでしまうのは損だ。そもそも、数時間程度でエンディングを見ることが可能なボリュームである。焦ってプレイする必要はない。


 また、本作は“誰も倒さなくていいRPG”と言われるように、戦闘中に特定の行動をすることでモンスターを逃すことができる(たとえば泣き虫な幽霊をはげましてあげたり)。

 これを聞くとなるべくモンスターを倒さない方がいいような気がしてくるが、べつに強制されているわけではない。戦いを楽にしたいなら、EXPを稼ぐという選択肢もあるのだ。どのように遊ぶもプレイヤーの自由であることは忘れないでほしい。


 システム上の都合ではなく自分の意志で行動したほうが『UNDERTELE』の体験は何倍もリッチになる。心の赴くままに世界を旅をして、その過程で“誰も倒さないこと”を実現したいと真に思えたならば、その時に初めて行動に移せばいいのだ。

 もちろん、前情報を仕入れてプレイするのもひとつの自由だ。まっさらな状態で遊んでしか得られない体験があるのと同様に、全てを知ったうえでプレイしてこそ得られない体験もあるかもしれない。


その3 キャラクターを理解する過程を楽しむ

 『UNDERTALE』に登場するモンスターたちは、それぞれ性格や事情があり、何らかの夢やコンプレックスを抱えている。戦闘ではそうした部分にアプローチすることで、前述したような平和的解決を導いたり、あるいは心の動揺を突いて有利に戦ったりできる。

 本作を攻略する上では、モンスターの人となり(?)を知ることが重要になるのだ。


 なかには、ゲームを進めていくうちにどんな人物なのかが見えてくるモンスターも多い。第一印象をガラリと覆してくるようなヤツもいる。

 そうした、相手を知るために試行錯誤する過程もまた、『UNDERTALE』の体験をすばらしいものにする重要な要素だ。単なる攻略要素としてではなく、初対面の相手との会話であたふたするような感覚で、コミュニケーションを楽しんでほしい。


その4 SNSに進行状況を書かない

 TwitterやInstagramには『UNDERTALE』が大好きな先輩がたくさん生息している。彼らの多くは、本作にとってネタバレが危険な爆弾になりうることを知っているから、「『UNDERTALE』なう」とつぶやいたあなたに対してむやみやたらと話しかけてくることはないだろう(本当は語り合いたいんですよ)。

 しかし、たとえ悪気はなかったとしても、例えばTwitterの仕様に詳しくなかったりして、引用リツイートで重大なネタバレをかまてくる人がいるかもしれない。というか、筆者はやられたことがある。

 あまりにピリピリする必要はないだろうが、こだわるなら自衛して損はない。


その5 音楽に耳を傾ける
 『UNDERTALE』はその音楽も相当に評価が高い。重要な局面で流れるアツい戦闘曲から、何気無いフィールドBGMまで、強く印象に残るチューンばかりだ。

 数時間でクリアー可能なボリュームのRPGに対して、なんと100曲以上もの楽曲が使用されていることからも、製作者Toby Fox氏のこだわりが伺える。


 じつは、そんな音楽も含めてストーリーや世界観を構築しているのも本作の特徴だ。関係の深い人物や場所の楽曲には似たようなメロディが使用されていたりする。注意深く耳を傾けることで想像に深みが増すだろう。

 音楽をきっかけにして本作に興味を持ったという方も多い。もしかしたら、これを読んでいるあなたも「『UNDERTALE』の曲が良いことなんて知ってるよ!」という感じかもしれない。でも、実際にコントロラーを握りながら聴くのとでは、ずいぶんと印象が違うはずだ。
その6 やっぱり、いますぐプレイする
 くり返すがこれに尽きる。最初に述べたように、合う・合わないは個人の感覚だから、確実に楽しめるという保証はできない。だが、『UNDERTALE』が昨今のRPGを代表する作品のひとつであることはまぎれも無い事実だ。

 Nintendo Switch版も発売され、より気軽に手を出せるようになった今、人々が本作を絶賛する理由をその手で確かめてみてほしい。

最終更新:9/15(土) 0:02
ファミ通.com

あなたにおすすめの記事