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岡山駅のカフェで「コーヒーに入れる備前焼」販売へ 若者が焼き物に興味持つきっかけに /岡山

9/15(土) 10:00配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 JR岡山駅構内「さんすて岡山南館」にあるコーヒー店「Little岡山」(岡山市北区駅元町)で現在、コーヒーを飲む際に投入する陶製グッズ「備前珈琲玉」を販売している。(岡山経済新聞)

備前珈琲玉

 テークアウトのドリップコーヒーと岡山県産商品の販売を2月から始めた同店。運営は、「食べれるスプーン」(220円)やコーヒーに入れてジャムラテにして飲める「晴江ジャム」の販売を手掛ける「トスティーノコーヒー」(同市中区関)。

 「備前珈琲玉」は大きさ約5センチのコーヒー豆の形をした備前焼。価格は860円。「暮らしと珈琲」社長の脇山賢一さんは「釉薬(ゆうやく)を塗らない備前焼の表面にある小さな穴がコーヒーの苦味をまろやかにする」と話す。

 同店では2013年、備前焼の器でコーヒーを飲んでもらおうと「備前焼で完成するコーヒー」を販売。備前焼を持っていない、知らない若い世代や観光客に備前焼のよさを知ってもらおうとの思いから開発したという。備前焼作家の瀧川卓馬さんと試行を重ねてようやく完成したという同商品はこれまで約1800個を販売した。

 「備前珈琲玉」は、ゴマ粒がついたように見える「胡麻(ごま)」と、朱色のたすきがかかったような線が特徴の「火襷(ひだすき)」の2種類。店長の西展代さんは「どれも一つ一つ表情が違う。店頭で備前焼に興味を持ったら、すぐ目の前が駅なので、電車で備前に行ける。備前焼を知る入り口になればうれしい」と話す。

 営業時間は7時~21時。

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