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中央社の海外特派員育成プログラム終了 陳副総統が実習生を激励

9/15(土) 20:01配信

中央社フォーカス台湾

(台北 15日 中央社)中央通訊社(中央社)が昨年11月から進めてきた海外特派員育成プログラムが終了し、15日、台北市内で実習生3人による成果発表が行われた。出席した陳建仁副総統は、「報道の自由がなければ台湾は完全な民主国家と称されない」と述べて民主国家における記者の重要性を強調。「将来立派な記者になって台湾メディアのパワーを全世界に見せつけ、台湾を知らしめてほしい」と激励した。

同プログラムは大学生、大学院生を対象にしたもので、書類審査や合宿形式の実務研修、面接などを経て最終的に選ばれた記者のたまご3人が、今年8月からそれぞれインドネシア・ジャカルタ、マレーシア・クアラルンプール、米国・ワシントンに赴き、1カ月間の特派員実習に取り組んだ。

3人の発表を聞いた陳副総統は、「希望に満ちている」と称賛。国際的な視野を持ち、台湾に立脚して世界を見ることが大切だと述べて今後の成長に期待を示した。

中央社の劉克襄董事長(会長)は、実務研修の出席率が99%に達したことに触れ、「若い世代の特派員への憧れと熱い思いがよく分かった」と喜んだ。また、今後も引き続き同プログラムを実施していくと話した。

陳副総統、劉董事長と実習生による対談も行われた。台湾大学外国語文学科の斉若堯さんは、インドネシアの人々が自分と違う価値観を受け入れる精神を目の当たりにしたと報告。文化大学新聞学科の呉昇鴻さんは、マレーシアの若者は世界の動きに対する関心がとても高いと感じ、これからは国際ニュースにもっと関心を持つようにしたいと語った。世新大学新聞学科の蔡ホウ敏さんは、米国で多くの優秀な報道関係者が頑張る姿を見たと振り返った。(ホウ=くさかんむりに凡)

(江佩凌/編集:塚越西穂)