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当選するたびスーツ新調30万円 町議会が補助取りやめ

9/15(土) 16:05配信

朝日新聞デジタル

 徳島県東みよし町議会は14日、9月定例会に提案されていた一般会計補正予算案から、14町議全員分のスーツ購入補助費30万8千円を削除する修正案を出し、全会一致で可決した。同町議会では改選のたびに、町が議員のスーツ購入補助費を出すのが慣例になっていた。

 町議会事務局によると、同町議会では2010年以降、改選のたびにそろいのスーツを新調しているという。今回も4月に町議選があったことを受けて、議員1人当たりのスーツ代を4万4千円と見積もり、その半額を町費で補助することとして町が9月補正予算案に盛り込んでいた。

 予算案は7日の総務産業建設委員会で賛成多数でいったん可決されたが、その後、委員から再度審議すべきだという意見が出た。14日に非公開で同委員会を開いて、対応を協議。その結果、全委員一致でスーツの購入補助を取りやめることを決めた。委員会から予算案の修正案が出されたことを受け、本会議で修正案が全会一致で可決された。

 坂本正一議長は「『国などに陳情や要望をする時にはそろいのスーツのほうが見栄えがよい』ということで慣例として補助を受けてきたと聞いている。今回も町に計上してもらったが、審議するうちに反対の声が増えた」と話した。(福家司)

朝日新聞社