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世界的建築家もボランティア参加 避難所に間仕切り設置

9/15(土) 21:30配信

朝日新聞デジタル

 最大震度7の地震が起きた北海道の被災地には、3連休初日の15日、ボランティア900人以上が駆けつけた。各地で家屋の片付けや避難所の支援などに汗を流した。

 震度5強を観測した札幌市清田区では、ボランティアらが避難者のプライバシーを確保しようと、避難所の体育館に紙製の管と布で作られた間仕切りを取り付けた。自宅が大きな被害を受け、避難している無職、目黒邦光さん(61)は「どうしても他の人の目を気にしていた。ありがたい」。ボランティアとして訪れた北海道大4年の渡辺美季子さん(23)と芳川美優花さん(21)は「同じ被災地の北海道に住む者として、手伝いたかった」と声をそろえた。

 間仕切りの作業の中心となったのは世界的建築家の坂(ばん)茂さん(61)。2004年の中越地震以降、東日本大震災や熊本地震などの被災地を訪れ、支援してきた。坂さんが代表を務めるNPO法人のスタッフらがボランティアと一緒に避難所の空間作りを進めた。

 15日午後3時現在、清田区の避難所の体育館には約30人が身を寄せている。道内全体では、大規模な土砂崩れがあった厚真町などを中心に約1300人が避難している。(斎藤茂洋)

朝日新聞社