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支援の自転車イベント、今年も=「変わる風景、復興実感」―宮城

9/15(土) 18:51配信

時事通信

 東日本大震災の復興支援と記憶の伝承が目的のサイクリングイベント「ツール・ド・東北」(河北新報社、ヤフー主催)が15日、宮城県石巻市などで開幕した。

 2日間にわたり開催され、計約4000人が被災地を駆け抜ける。

 ツール・ド・東北は、タイムを競わず完走を目指すファンライド形式のイベントで、6回目となる今年は約50~210キロの9コースが設定され過去最大の規模となった。

 初日は431人が参加。新設の仙台発のコースでは参加者が震災遺構の旧荒浜小学校を訪れ、語り部から説明を受けた後、自転車を船に積み込んで松島湾を出発。風景を楽しみつつゴールの石巻市を目指した。各コースの休憩所では地元産食材などを使った食事が提供された。

 6年連続で参加している東京の公務員小野正衛さん(36)は「女川駅に交番ができるなど風景が年々変わっていて復興が実感できる」と述べた。サイクリング仲間と参加した50代の女性は「手を振ってくれる人が多く、地元全体で温かく迎え入れてもらっているところが魅力」と語り、「今年はウナギのおにぎりがおいしかった」と笑った。 

最終更新:9/15(土) 21:18
時事通信