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三重県 相次ぐ不祥事に対策 コンプライアンス会議設置へ 県議会で知事説明

9/15(土) 11:00配信

伊勢新聞

 三重県は14日に始まった県議会9月定例月会議で、出張した職員に支払う「宿泊費」を削減する条例改正案など15議案を提出した。鈴木英敬知事は提案説明で、相次ぐ不祥事の発覚に「県民の信頼を損ない、深くおわび申し上げる」と陳謝。組織全体で原因を究明するため、新たに「コンプライアンス推進会議(仮称)」を立ち上げ、年度内に改善策をまとめる考えを示した。

 鈴木知事は県教委や県警本部が障害者雇用率の算定を誤っていたことに触れ「障害のある方々への背信行為であると言っても過言ではない」と強調。「再発防止に向けて、統一的なチェック体制を確立する。覚悟を持って信頼回復に取り組む」と述べた。

 チェック体制を整えるため、内部組織としてコンプライアンス推進会議を来月にも設置。総務副部長をトップに、各部局の課長級職員で構成する。会議では第三者からの意見を踏まえて組織のマネジメントを見直し、年度内に改善策をまとめる。

 宿泊費を削減する条例改正案では、1泊当たり1万3100円の宿泊費を都市部で1万1700円、地方で1万700円に引き下げる。可決されれば、来年1月1日から見直し後の金額を適用する。

 このほか、職員用のパソコンを1億8千万円で購入する議案や、会計処理などに必要なサーバーを計約2億円で更新する議案なども提出した。

伊勢新聞

最終更新:9/15(土) 11:00
伊勢新聞