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仙台育英・大栄、9回16K3失点完投!打っても2ラン

9/16(日) 5:58配信

スポーツ報知

◆秋季高校野球宮城県大会 ▽1回戦 仙台育英7―3仙台東(15日・石巻市民)

 この日開幕した宮城では、今夏甲子園に出場した仙台育英が1回戦で仙台東と対戦。エース右腕の大栄陽斗(おおさかえ・あきと、2年)が初回に3失点も復調し、6安打完投。16奪三振の力投&2ランと投打に活躍して7―3で勝利した。青森、岩手、秋田各県も15日に開幕。福島は雨天のため、全8試合が16日に順延された。

 まるで別人のような投球をみせた仙台育英・大栄が、苦しみながらも初戦突破に貢献した。4安打を打たれ、適時失策も絡んで3失点した1回は「抑えたい、という気持ちが空回りしてしまった。直球が高めに浮いていた」(大栄)。ベンチに戻ると、須江航監督(35)からこう声をかけられた。

 「大胆さと、相手の力量を考えずに思い切り投げるのは違う。丁寧さが必要」

 力で押すのではなく、丁寧に打たせて取るのが持ち味と再認識。2回以降はスライダーが低めに決まり、8回をのぞく毎回の16奪三振で6安打完投だ。大栄は「(三振は)丁寧に低めに投げられた結果です」と振り返った。

 打撃でも存在感をみせた。1点を追う3回2死三塁で右翼線へ同点の適時二塁打。4―3の5回には2死一塁から、右翼ポール際に飛び込む2ランを放った。高校通算4号も公式戦は初となる本塁打に、大栄は「思い切りたたけた」と笑顔。この日4打数3安打3打点と、5番の役割を果たした。

 初回にドタバタしながらも地力で立ち直ったエースに、指揮官は「彼の出来が(試合の)結果に影響を及ぼすので…」と注文をつけながら、「捕手の経験が少ないので、大栄が半分リードしているようなもの。互いに成長していければいい」。今夏甲子園のマウンドに立った大栄の経験に期待した。大栄も「1試合1試合、みんなで強くなっていきたい」と気合十分。目標の秋の県大会7連覇へ、チームを引っ張っていく。(有吉 広紀)

最終更新:9/17(月) 20:26
スポーツ報知

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