ここから本文です

横浜DeNA2選手が引退会見 G後藤、松坂の気持ちに「涙が出てきた」加賀の思い出「バレンティンとの対戦」

9/15(土) 7:01配信

AbemaTIMES

 横浜DeNAのG後藤武敏内野手と加賀繁投手が今シーズン限りでの現役引退を表明し、9月14日に、横浜市内の球団事務所で会見を開いた。

 今シーズンは2軍で過ごし、プロ16年目のシーズンで決断した後藤は、「今年1年ダメだったら引退しようという覚悟で臨んだ1年だったので1日1日悔いなくやろうという気持ちでやっていた」と切り出し、引退を「スパッと決めることができました」と潔さが感じられる口調で語った。

 しかし、現役時代の思い出を振り返ると「2008年に母ちゃんが亡くなって…」と言葉を詰まらし、「その年に日本一に貢献できたことが一番の思い出です」と目を真っ赤にし涙をこらえた。2008年6月29日には2本のホームランを放ち、ヒーローインタビューで1本は昨日誕生した息子のため、2本目は「先日亡くなった母ちゃんのために打ちました。母ちゃんやったぞ!」と涙ながらに雄叫びをあげたことがあった。ベイスターズでの思い出は「息子の誕生日にホームランを打って、下の子が来年わたしの誕生日にもホームラン打ってよといったところ、(当日がオフだったので次の日に)ホームランを打てた」こと。家族思いの後藤らしいエピソードだった。

 横浜高校時代、松坂大輔とクリーンナップを担っていた後藤に記者が同じ世代に対しての思いを聞くと、「この年まで切磋琢磨してきた同世代の選手。松坂世代の1人としてそこにいられたことは幸せなこと」と話し「高校のときに(松坂と)1回真剣勝負をして、真っ直ぐと公言されての勝負でも1球もバットにかすらなかった」と振り返る。昨日、登板し勝利をあげた松坂に「バースデー勝利おめでとう」と連絡したという後藤は、松坂が「引退する同世代の分までがんばりたい」と話す姿をテレビのニュースで見て「涙が出てきた。対戦したい気持ちがありますけど、ただ対戦できてもできなくても昨日のその松坂の気持ちで僕はもう充分です」と語った。

 一方、美しいサイドスローで魅了し、2010年から先発、中継ぎとチーム事情に合わせてフル回転してきた加賀の一番の思い出は「1年目の初勝利(4月25日ヤクルト戦、5回1失点ハマスタ)であったり、ヤクルトスワローズのバレンティンと長い間対戦できたこと。良い思い出でもあったし苦しい思い出でもある」と思い返す。2017年5月までバレンティンを20打席ノーヒットに抑えており、初ヒットを放ったバレンティンが塁上で(記念に)ボールをほしいとジェスチャーで訴えた逸話がある。「もともと自分は球速もなかったので、どうやったら抑えられるのかを常に考えていたんですけど、ここ最近は打たれることが多くなり、今まで抑えてきてた分悔しい気持ちになりますし、逆に引退というわけじゃないですけど(力不足を)教えてくれたのかなという気持ちにも思いました」と加賀。

 チームに貢献してきた2選手には花道が用意されている。引退試合はハマスタ最終戦の9月22日中日戦となる予定。満員のハマスタで大声援と拍手で送り出したい。【山口愛愛】

最終更新:9/15(土) 15:10
AbemaTIMES

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9/26(水) 19:25