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自動運転バスの実証実験が江の島でスタート! 本格普及までの道のりを探る

9/15(土) 6:32配信

オートックワン

湘南・江の島でスタートした自動運転バスの実証実験に参加

2018年9月6日から16日まで、神奈川・湘南の人気観光スポットとして有名な江ノ島で、新たな自動運転バスの実証実験が始まりました。私、楠田悦子は9月6日に行われた報道陣向けの出発式に参加し、自動運転バスの実現性について探ってみることにしました。

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この実験は、神奈川県が取り組む「ロボット共生社会推進事業」の推進と小田急グループにおけるバスの自動運転の検証のために、小田急電鉄と江ノ島電鉄が神奈川県と連携して実施するものです。また実証実験には、自動運転技術を活用したスマートモビリティーサービスの事業化を目指す、ソフトバンクグループのSBドライブが協力しています。

自動運転バスの実用化はいつ!?

バス業界におけるドライバーの人手不足は非常に深刻で、自動運転バスの実用化を今か今かと期待するバス会社の経営者や自治体の職員の声をよく耳にします。

自動運転バスのみならず、人口減少や少子高齢化による人手不足は、あらゆる産業の効率化や自動化を加速させています。ただし効率化や自動化を実現させるためには、まずは上手に技術と付き合う覚悟が問われています。それはバス業界でも同じことです。

ドライバーのいないバスの実用化など、日本国内や海外の実証実験の映像を観ている限り、あたかも明日にでも実現しそうな錯覚に陥りそうです。しかし、実用化には法整備や運用コストの問題など乗り越えなければならない課題が多く、もう少し時間がかかると言われています。

まだまだ困難も多く、道のりも長い“日本での”自動運転バスの普及を後押しする要因があるとすれば、まさにこのようなドライバー不足の深刻さが、徐々に社会的な理解を得てきたということです。もしもドライバーが十分足りている状況であれば、技術が人の職を奪うとして、労働者の反対が強く、いまだに技術実証すら進まなかったことでしょう。

また、タクシーやバス業界の反対が強く、他国のようにまだまだ上手く普及が進まないケースとして思い浮かぶのが、ウーバーなどのライドシェアです。例えどんなに新しい技術や素晴らしいサービスがあったとしても、社会の状況、事業者の姿勢、その下で働く社員や利用者の理解なくしてなかなか展開も進まないのです。

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最終更新:9/15(土) 6:32
オートックワン