ここから本文です

停電乗り越え収穫再開 ぷっくりユリ根、本州に出荷 北海道・幕別町

9/15(土) 14:15配信

十勝毎日新聞 電子版

 幕別町忠類地区の名産、ユリ根の収穫が本格化している。各農家は丹念に育てた、白く、ぷっくりとしたユリ根を丁寧に扱い、出荷作業を進めている。

 忠類のユリ根は高級食材として主に、関東、関西圏に流通している。ここ5年ほどは道内の出荷も伸びている。

 忠類新生の野村進さん(67)が組合長を務める忠類百合根耕作組合では14戸が約6ヘクタールで栽培し、8月下旬から収穫が始まった。野村さんの畑では早朝からユリ根を掘り上げ、洗浄・選別、箱詰めといった作業が連日進められている。

 地震による停電の影響で6日は収穫を休み、洗浄などは8日から可能になった。ただ、台風21号や地震・停電による物流の停滞で5~12日は出荷できず、13日から制限付きで再開した。

 野村さんは「今年は天候不順の影響で歩留まりがやや低い」というが、6年かけて大きく育ったユリ根の品質は上々。JA忠類の直売所「菜の館ベジタ」(道の駅忠類の南隣)でも扱っている。(松村智裕)