ここから本文です

斉藤仁さん、日本人6人目のIJF世界殿堂入りへ

9/15(土) 6:05配信

スポーツ報知

 柔道男子で五輪を連覇した斉藤仁氏(享年54)が国際柔道連盟(IJF)殿堂入りを果たすことが14日、分かった。
 柔道界に功績を残した人物をたたえるもので、建物はパリにある。関係者によると、アゼルバイジャン・バクーで世界選手権開幕2日前の18日に式典が行われ、正式発表される見込み。日本人では6人目で、斉藤氏の輝かしい実績や柔道界の発展に尽くした功績が、改めて世界的な評価を受けた形だ。

【写真】決勝でライバルの中野寛太(左)と組み合う斉藤立

 斉藤氏は国士舘大体育学部助手だった1983年モスクワ世界選手権の無差別級で優勝し、84年ロサンゼルス、88年ソウル五輪95キロ超級で連覇を成し遂げた。全日本選手権は88年に優勝。89年に現役を退いた。
 引退以降は国士舘大監督やアテネ、北京五輪の全日本男子監督を務め、アテネは鈴木桂治、北京は石井慧を重量級の金メダリストに育てた。2012年ロンドン五輪後に全日本柔道連盟の強化委員長に就任。重量級の再建に尽力したが、15年1月20日にがん性胸膜炎のため死去した。

 IJF殿堂は99年に新設され、柔道の創始者である、故・嘉納治五郎氏が第1号となった。日本からはその後、13年に00年シドニー五輪金メダルで全日本男子監督の井上康生氏、同五輪と04年アテネ五輪を連覇した谷亮子氏が殿堂入り。15年に全日本柔道連盟会長で84年ロサンゼルス五輪金メダルの山下泰裕氏と講道館館長で76年モントリオール五輪金メダルの上村春樹氏が加わった。

◆斉藤 仁(さいとう・ひとし)

1961年1月2日、青森市生まれ。79年、国士舘大入学。同大学体育学部助手となった83年のモスクワ世界柔道で無差別級優勝。95キロ超級で84年ロス五輪、88年ソウル五輪を連覇。全日本選手権は88年に初V。引退後は2004年アテネ五輪、08年北京五輪の男子監督などを歴任。家族は妻・三恵子さんと2男。次男・立(たつる、国士舘高2年)は18年全日本ジュニア体重別選手権100キロ超級で優勝した最重量級のホープ。

最終更新:9/15(土) 6:05
スポーツ報知

あわせて読みたい