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災害時に「ガスコンロでごはん」 熊本地震の経験からイラストで発信【北海道地震】

9/15(土) 12:02配信

FNN PRIME

北海道で最大震度7を記録した地震から、10日が過ぎた。
苫東厚真発電所の全面復旧は11月以降になるとの見通しだが、14日、経済産業省は、これまで一律2割としていた節電目標を連休明け18日からは設定しないことを決めた。
揚水発電所2基が稼働し、40万キロワットの電力供給力が追加されたためで、計画停電も当面実施する必要がなくなったという。

【画像】手順をイラストで見る

ライフラインの復旧は進んでいるものの、発災時に北海道全域で停電となった際は、食事や風呂などに困った人も多くいた。
そんな中、地震が発生した当日に、Twitterに投稿された「ガスコンロでご飯を炊く方法」を図解したイラストが話題になっている。

ガスコンロでごはん 「量はざっくりでOK」

投稿したのは、自身も2年前の熊本地震を経験し、当時の様子をエッセイ漫画にしている、漫画家のウオズミアミ(@amiuozumi)さん。
熊本地震当時、県内で「お米の炊き方」「ごはん 鍋 炊き方」といったワードで検索する人が多かったことから、今回「米も水の量も正確に計らずとも、鍋とガスコンロで作れるご飯の炊き方」をイラストにまとめたのだという。

手順は以下の通り。

(1)まずは鍋を用意。
どんな鍋でもフタがあればご飯は炊ける。フタがなければアルミホイルで代用できる。
炊いた米は2倍ほどに膨らむので、入れる米は鍋のかさの半分以下を目安にする。

(2)米と水を入れる。
米はとがなくてもOK、気になる人は少量の水でサッと2回ほどとぐだけでもOK。
水は米に指を立てて、人差し指の第一関節と第二関節の間くらいまで入れる。

計量できる場合は、米1合(=1カップ、180cc)に対して、水は1合強(=200cc)の割合にする。

(3)鍋のふちがブクブクと沸騰し、泡を吹き始めるまで強火にかけ、そのあとは弱火で9~10分ほど炊く。

(4)最後に10秒ほど強火にして火を消したらできあがり。
この時点でもう食べられるが、火を消した後フタをしたまま3~5分ほど放置して蒸らすと、おむすびにもしやすいかたさになる。


そして、備え付けのガスコンロでなく、カセットコンロでもでご飯を炊くことはできるが、注意点がある。

五徳部分よりも大きい鍋やフライパン・鉄板などを乗せると、ガスボンベに熱が伝わってしまい爆発する危険があるのだという。
また、複数のカセットコンロを並列に並べて、その上に鉄板を渡して使用することなども危険なので、絶対にやめてほしい。

この投稿には「停電でご飯が一番困ったから助かる」「これが欲しかった情報」といった反応のほか、「芯が残ってしまう場合は蒸らしをして」などの情報も寄せられた。

普段から鍋でご飯を炊いているというウオズミアミさん。
毎日目分量で調理をしているというが、今回は水や火の加減などをできるだけ多くの人にわかりやすくするため、このようなイラストでの発信をしたといい、「日常的に使う機会を作ってみると、もしもの時に安心なのでは」とアドバイスする。

確かに、普段炊飯器を使っている人は、コンロを使ってご飯を炊くということは少々ハードルが高いように感じるかもしれない。
しかし、沸騰するまで見守ったあとは基本的に手を入れなくてはならないポイントはないので、手順さえしっかり守れば、想像よりもずっと簡単。
さらに、炊飯器でご飯を炊くと平均1時間ほどかかるのに対して、コンロを使えば20~30分ほどで出来上がるため、節電だけでなく“時短“にもなるのだ。

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最終更新:9/15(土) 12:02
FNN PRIME