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横浜地裁・杉原所長が着任 「質の高い司法サービス提供」

9/15(土) 11:09配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜地裁の杉原則彦所長(61)が14日、就任会見を開き、「多様化する国民の期待や要請を受け止め、質の高い司法サービスの提供に努めたい」と抱負を語った。就任は7日付。

 杉原所長は「世代や地位を超えた率直な意見交換と、円滑な意思疎通ができることが裁判所の強み」と説明。「そのためにも自由闊達(かったつ)な雰囲気で働きやすい職場環境の整備に尽くしたい」と力を込めた。

 印象に残っている仕事には、2005年に最高裁が公職選挙法の規定に違憲判断を示した在外選挙権に関する訴訟を挙げた。最高裁上席調査官として訴訟に関わり、「ダイナミックな判例形成の動きを目の当たりにできたことは非常に印象的だった」とした。

 趣味はジョギングで毎月70キロを目標に10年間継続している。横浜にかつて20年近く居住した経験があり、「第二のふるさとの横浜で勤務でき、うれしく思う」と語った。

 広島県福山市出身。東大法学部を卒業し、1981年に判事補任官。主に民事畑を歩み、金沢地裁所長などを歴任。前任は東京高裁部総括判事。