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車から拳銃落とす 県警、首相ら警護の巡査

9/15(土) 16:46配信

紀伊民報

 14日午後7時50分ころ、安倍晋三首相らの警護のために和歌山市内を走行していた警察車両から、県警警備部機動隊の男性巡査(20代)が実弾入り拳銃1丁を道路に落とし、一時紛失していたことが分かった。付近を散歩中の男性が拾い、1時間20分後に届けられた。警備に影響はなかったという。

 県警が15日に発表した。自民党総裁選の集会が14日夕に和歌山市のホテルであり、県警は出席した安倍首相ら要人を警護していた。

 県警によると、巡査が乗る警察車両は車列の最後尾で、和歌山市の三年坂通りを東方向に走行していた。交差点で巡査は助手席から上半身を乗り出し、一般車両が進入しないよう制止。体を車内に戻した際、左脇に装着していた拳銃ホルスターの留め金が窓枠に引っ掛かって外れ、拳銃が道路に落ちた。

 150メートル先で巡査ら2人が車から降りて戻り、さらに捜索人数を約50人に増やして付近を探していたところ、散歩中に拾ったという男性から届けられた。男性は午後8時ごろ歩道上で発見し、自宅で急用を済ませた後、9時10分ごろに捜索していた警察官に手渡したという。実弾は全てなくなっていなかった。

 巡査は私服で車両に乗っており、落下防止の拳銃とベルトをつなぐひもは装着されていなかった。県警は、私服の場合に装着の義務はなく、巡査に違反行為はなかったとしている。 

 的場克郎警備課長は「このような事態を招いたことは、大変遺憾に考えている。再発防止に努める」とコメントした。

最終更新:9/15(土) 16:46
紀伊民報

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