ここから本文です

安室ラスト唱!涙なし笑顔「ありがとう」故郷・沖縄で26年間の歌手人生に別れ

9/16(日) 5:01配信

デイリースポーツ

 16日に引退する歌手の安室奈美恵(40)が15日、沖縄・宜野湾の沖縄コンベンションセンターで、音楽イベント「WE=ハート=NAMIE HANABI SHOW 前夜祭」に出演した。地元で迎えたラストライブは、客席から3500人が見守り、会場周辺にはチケットを持たないファン1万人が集結。コラボ曲を持つ平井堅(46)や、沖縄出身のBEGIN、MONGOL800らも、2時間半に及んだ“閉幕の宴”に花を添えた。

【写真】安室ラスト唱 音漏れ期待で会場外に1万人

 26年間の歌手人生の集大成となる、最終楽章を迎えた。会場に選んだのは、1995年12月に初めて故郷凱旋(がいせん)コンサートを開いた、思い出深い場所。開演から2時間近く経過した午後7時50分、安室が“最後の降臨”を遂げた。

 ウエーブヘアを束ね、黒のTシャツには「I=ハート=music!」のメッセージ、黒スキニーパンツの裾を赤のロングブーツにインして、チェーンアクセサリーを腰に揺らすクールなファッション。ラストツアーの6・8倍をはるかにしのぐ、数百倍の競争倍率から超プラチナチケットを手にしたファン3500人は、大歓声だ。

 自身のオープニングソングを披露すると安堵(あんど)の表情を浮かべ、2曲目は赤いポンポンを手にダンス。キャップをかぶり“お色直し”した3曲目からは、ゆかりのアーティストとのコラボコーナーを展開した。平井とは向き合いながら熱唱。熱い抱擁を交わすと、何度も両手でガッツポーズを決めて感情をむき出しにした。

 「騒げーっ、オキナワー!!」と魂の絶叫も織り交ぜながら、ソロ4曲とコラボ4曲を歌い終えると、「参加してくださった、素晴らしいアーティストの皆さんを紹介させてください」と1人ずつステージに呼び寄せた。

 出演者全員そろっての大団円。「今日、この会場に来てくださった皆さん、本当に本当にありがとうございましたぁ~。ありがとうございましたぁ~」。最後の言葉は超シンプルだったが、これが貫いてきた安室スタイル。アンコールもなかった。

 主役が涙を見せず笑顔で去って、終演アナウンスが流れた後も、惜別の「ナーミーエー」コールは5分近く続いた。平成を駆け抜けた希代の歌姫は、ファン、仲間との絆を胸に刻み、生きがいとしていたライブステージに別れを告げた。