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セキ・ユウティン、初奪首!福井生まれの中国美人姉妹が急きょタッグ/国内女子

9/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 マンシングウェア東海クラシック第2日(15日、愛知・新南愛知CC美浜C=6446ヤード、パー72)9位から出た日本ツアー参戦2年目のセキ・ユウティン(20)=中国=が9バーディー、1ボギーの64で回り、通算10アンダーで自身初の首位に立った。急きょコンビを組んだ妹のユウリさん(16)と日本ツアー初優勝を目指す。ささきしょうこ(22)=日本触媒=も首位。鈴木愛(24)=セールスフォース=ら5人が通算9アンダーの3位で続く。

 美人姉妹が息ピッタリのプレーを見せた。セキが日本ツアー自己ベストの64をマーク。参戦2年目での初優勝へ大きく前進した。

 「久しぶりのレギュラーツアーでドキドキしたけど、調子がいい。目の前の一打に集中して頑張りました」

 8番(パー4)で第2打を2ヤードにつけて、そこから3連続バーディー。15番(パー5)からも3連続を奪うなど、9バーディーを量産した。主催者推薦で8月の「北海道meijiカップ」(予選落ち)以来今季レギュラーツアー2試合目の出場。それでも、5月に中国ツアーで優勝した勢いがある。

 今大会は急きょ妹のユウリさんをキャディーに起用した。ユウリさんは昨春に大阪桐蔭高に入学し、ゴルフ部に所属していたが、今年1月に中国でプロテストに合格。2年生の4月から通信制のクラーク記念国際高に転校した。今週は中国で試合に出場予定だったが、台風21号の影響で帰国できず欠場。昨年8月の「CATレディース」以来、日本ツアーでは3度目のタッグが実現した。

 「グリーンでラインを迷ったら、妹が助けてくれる。リラックスできる」。2人でカラオケに行き、姉が西野カナ、妹はKポップを熱唱。「妹は明るい。私は静か」と性格は正反対だが、この日もフェアウエーを歩きながら、一緒に歌を口ずさんだ。会見では日本語に自信のない姉を、妹が通訳でサポートした。

 父・越東さんの仕事の関係で福井県で生まれ、4歳まで日本で過ごした姉。中国でプロに転向し、母国のツアーで5勝を挙げる。妹から「プレッシャーに強い。パットもうまくて、すごい」と尊敬される存在だ。

 「優勝を狙って頑張りたい。でも結果はどうであれ、いい経験になる」

 夢は姉妹での2020年東京五輪出場。まずは今大会で力を合わせ、日本で初の頂点に立つ。