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【シュートボクシング】海人の連勝ついにストップ、現役ラジャ王者がムエタイの洗礼

9/16(日) 6:57配信

イーファイト

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING2018 act.4」
2018年9月15日(土)東京・後楽園ホール

【フォト】海人の顔面前蹴りが炸裂

▼第8試合 65.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R無制限延長R ※ヒジ打ちあり
●海人(21=TEAM F.O.D/SB日本スーパーライト級王者)
延長1回 判定2-0 ※10-9、10-10、10-9
〇チャムアトーン・ファイタームエタイ(29=タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)
※本戦の判定は49-50、50-50、50-49。

 7月と8月の『RIZIN』で2連勝を飾り、昨年6月から9連勝と破竹の快進撃を続ける海人。今回はこれまでで最強の敵を迎えた。

 チャムアトーンはムエタイ最高峰の二大殿堂ラジャダムナンスタジアムで現在スーパーライト級王座を保持し、ルンピニースタジアムでも元同級王者(現ウェルター級2位)。さらにWMC世界同級王座も保持する。戦績は159戦104勝50敗5分。過去3度来日し、日本人相手に3連勝している。

 1R、いつものようにジャブとローで距離を測っていく海人に、チャムアトーンは強烈な左右ミドルといきなり伸びてくるハイキック。場内から何度もどよめきが起こるほど強烈な蹴りだ。それでも海人は落ち着いてブロック。チャムアトーンは両手を巧みに使って海人のガードを崩し、右ヒジを叩き込む。

 2R、海人が顔面前蹴りを直撃させると、チャムアトーンは怒りの表情を浮かべてヒジを繰り出す。得意のヒザ蹴りを出し始めたチャムアトーンに海人はストレートを放つが直前でかわされる。海人のヒジが一発ヒットすると、チャムアトーンはヒザ蹴りで前へ出る。

 このラウンドが終了すると、両者は顔を近付けてのにらみ合い。場内がドッと沸く。

 3R、チャムアトーンの強烈な左右ミドルに海人はパンチからのローで応戦。チャムアトーンのハイキックにはバックハンドブローを返す。そして首相撲になるとチャムアトーンがヒジとヒザを放つ。ミドルにはボディブローを返す海人。

 4R、連打や飛び込んでのパンチなどを当てに行く海人に、チャムアトーンも右フック、右ストレートを返してくる。組み付くとチャムアトーンがヒジとヒザ。海人もヒジで対抗する。組み付いた海人にチャムアトーンはヒザ蹴りからヒジの連打。

 5R、チャモアトーンの強烈な左ミドルに海人はローとパンチの連打で応戦。チャモアトーンは“来い”と手招き。海人はボディを攻める。海人の左ボディブローには左ミドル2連発をチャムアトーンが返す。ラスト10秒でパンチのラッシュを見せた海人だが、差はつかず延長戦へ。

 海人の右ローとチャモアトーンの左ミドルの蹴り合いとなり、組むと至近距離でヒジの打ち合い。しかし、その後の首相撲でのヒザ蹴りではチャモアトーンが上回る。パンチをボディに見舞う海人だが首相撲に持ち込まれるとヒザを蹴られる。

 判定は2-0でチャモアトーンが勝利。海人の連勝がついにストップした。しかし、現役ラジャダムナン王者とほぼ互角に6R勝負した海人もまた、世界トップクラスの実力を証明したといえよう。

 試合後、海人は「何も出来ませんでした。こんなに強い人が世界にはいるんだとやってて面白かったです。試合運びで全部持って行かれました。首相撲では手も足も出ませんでした」と、潔く負けを認める。

 その上で「絶対に越えられない壁ではないと思いました。超えます。この試合を経験して自分がさらに強くなれると思いました。負けたのも連勝が途切れたのも悔しいですが、強くなれるものを感じたので、また成長できるなと思いました」と、勝ち以上に価値あるものを手にしたという。そして「強くなってまたあの人とやりたいです」とリベンジを誓った。

最終更新:9/16(日) 6:57
イーファイト

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