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魚、クーポンに替え食べ歩き 「ツッテ熱海」スタート 

9/16(日) 13:11配信

伊豆新聞

 釣った魚を飲食店で利用できるクーポンと交換する地域活性化プロジェクト「ツッテ熱海」が15日、熱海市でスタートした。初日は首都圏から参加の親子やカップル6組が参加し、同市沖で釣ったマダイやイシダイをクーポンに引き替え、市内の食べ歩きを楽しんだ。

 釣り情報サイト「ツッテ」編集長の中川めぐみさん(35)=東京都目黒区=が発案し、熱海魚市場(清水町)に持ち掛けた企画。趣旨に賛同した宇田勝社長(55)が提携する釣り船2隻と、飲食店や土産物店、温泉施設18事業所の協力を取りつけ準備を進めてきた。

 プロジェクトは提携する釣り船で釣った魚を船上で締めて鮮度を保ち、乗船日時を記した証明書を添えて同市場に持ち込み、相場相当額の「熱海ツッテクーポン」を受け取る仕組み。額面は100円と千円の2券種で有効期間は6カ月。釣った魚を持て余す利用客には朗報で、地元はクーポンを使って市内で消費をしてもらうメリット、同市場は定置網に入らない魚種を取り扱うことができる利点などがあるという。

 初日はあいにくの雨天で、釣れた魚は小ぶりとなったが、マダイやイシダイ、メイチダイといった高級魚もチラホラ。参加者はわくわくした様子で同市場に持ち込み、計量、値付けを経てクーポンを受け取った。友人と参加し、千円のクーポンを手にした東京都渋谷区の会社員丹羽一与さん(32)は「釣った魚を自分でさばくことができないので、クーポンに引き替えてもらえるなんてうれしい。温泉に入り、土産物を買って帰ります」とご満悦な様子だった。

 宇田社長は「提携する釣り船、店を増やし、釣り人がクーポンを手に熱海の街歩きを楽しめるようにしたい」と話した。

 【写説】釣り上げた魚と引き替えに宇田社長からクーポンを受け取る参加したカップル=熱海市清水町の熱海魚市場

最終更新:9/16(日) 13:11
伊豆新聞