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明治期に散逸、仏像展示 立山博物館で企画展

9/16(日) 9:28配信

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 立山博物館の企画展「立山の明治維新」が15日、立山町芦峅寺の同館で始まった。明治期の廃仏毀釈(きしゃく)で立山から全国各地に散逸した仏像や仏具、古文書など66点を展示し、維新の影響と信仰の形態の変化を紹介している。11月4日まで。

 明治政府は神道を国家公認の宗教にしようとし、神仏を同じ場所で祭ることを禁じた。神仏が習合した「立山権現」を信仰する芦峅寺と岩峅寺の両集落でも、廃仏毀釈のため寺院が破壊されたり、仏像や仏具が散逸したりした。

 銅造阿弥陀如来立像と不動明王立像は、立山町内の寺院に売却されたか預けられたことを示す由緒書があり、初公開となる。上市町の立山寺(りゅうせんじ)が所蔵する聖(しょう)観音菩薩(ぼさつ)坐像、小矢部市の観音寺蔵の立山請来(しょうらい)地蔵尊御影(ごえい)などが展示されている。

 初日は森山義和学芸課主任による解説会が行われた。解説会は10月6、27の両日と11月4日も午後2時から開かれる。北日本新聞社共催。