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古代の製法で銅鐸作り 淡路島でワークショップ

9/16(日) 13:39配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県南あわじ市滝川記念美術館玉青館で15日、同市内から出土した青銅祭器のミニチュアを作るワークショップがあった。サイズと材料は異なるものの、製法は古代とほぼ同じ。子どもも大人も一緒になって、古代体験を楽しんだ。

 製作したのは「松帆銅鐸」「古津路銅剣」「六鈴鏡」のミニチュア。それぞれ実物の4分の1の手のひらサイズで、材料には青銅とは違い、スズとビスマスの合金を使用した。加熱しても有害物質を出さず、138度と低い温度で溶けて扱いやすい。

 親子など10人が参加。南あわじ市埋蔵文化財事務所の職員の指導を受けながら、合金を小鍋に入れて火にかけて溶かし、シリコンの型に流し込んでいった。古代の製法も、溶かした青銅を石の型に流し込むスタイルだったという。

 同市立湊小2年の児童(7)は六鈴鏡を鋳造。鏡のふちを紙やすりで丁寧に磨いて完成させ「きれいにできた」とうれしそうな様子。妹(4)は銅鐸を作り、耳元で振って音を鳴らしては喜んでいた。

 同市内のALT(外国人英語指導助手)ら外国人3人も参加。西淡中に務めるセイラ・レゲットさんは「地域の歴史を知る良い機会になった」と話していた。(西井由比子)

最終更新:9/16(日) 13:51
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