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【ボクシング】ゴロフキン初黒星、 カネロが接戦を制し新王座に!「3度目もやりたい」

9/16(日) 15:06配信

イーファイト

 因縁のリマッチ、『ボクシング・WBAスーパー・WBC世界ミドル級タイトルマッチ』が15日(日本時間16日)、米国ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われ、挑戦者で元世界2階級王者のサウル・カネロ・アルバレス(28=メキシコ)が王者・ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)を判定0-2(114-114、115-113、115-113)の僅差で破り、カネロが新王者に。ゴロフキンは初の敗北となった。 

【フォト】昨年9月の初戦で左フックを叩き込み優勢に試合を進めたゴロフキン


 昨年9月に2人が行なったタイトルマッチでは、 フルラウンドにわたる名勝負を繰り広げたが結果はドロー。 このときの試合展開から、今回はゴロフキンが優勢と見る者も多かったが、36歳という年齢からカネロ有利と言う声もあった。

 試合は1R、ゴロフキンがジャブで手数を出していく。カネロは手数こそ少ないが力強いパンチを出していくという予想通りの展開だったが、2R、カネロの左フックがゴロフキンにクリーンヒットすると、そこからカネロペースへ。圧力をかけ積極的に前に出る。ゴロフキンのジャブをもらいながらもカネロがスピードのワンツーとボディ、アッパーと上下を打ち分ける。

 6Rにボディが効いた様子が見えるゴロフキン、ラウンド終了後にコーナーに座り息が上がり苦しそうだ。

 しかし8Rからゴロフキンのジャブが連続して当たり始め、カネロの動きが少なくなる。カネロは左目尻から出血。以降もゴロフキンが手数でカネロを上回る。
 10Rにはゴロフキンの連打がカネロの顔面を捉え、カネロは鼻から出血。

 11R終盤にカネロのボディブローでゴロフキンの動きが止まるシーンがあったが、最終の12Rも手数でゴロフキンが前に出る。ゴロフキンのアッパーでカネロの顎が上がるが、カネロもショートパンチをヒットさせていく。一進一退の中、最後のラウンドが終了。全ラウンドにおいて2R以降はカネロ、8R以降はゴロフキンが優勢に見えたが、判定0-2の判定でカネロがWBA、WBCの新チャンピオンに輝いた。

 KOを狙ってトレーニングキャンプを続けてきたカネロは試合後のインタビューで「約束どおりKOしたかったが難しい試合だった。ゴロフキンは素晴らしいファイター。でも勝てたこと、それに今、感謝したい。(接戦になった中盤後半について)接戦になったことはわかっていたが、しっかりとセコンドの言うことを聞いて動いた。本当に世界最強のセコンドだ。」と自身の戦いぶりよりも的確なアドバイスを送り続けたセコンドに感謝した。

 そして、判定がどちらに転んでもおかしくない内容だったとの質問には「もし再戦、3度目の正直を求めるのならば、しっかり家族と休みをとって、それでもやりたいと思う」とコメントした。
初の敗北を喫したゴロフキンはインタビューに答えずリングを降りた。

最終更新:9/16(日) 18:49
イーファイト