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【尾車親方の目】稀勢の里、スタミナ切れで動き止まった

9/16(日) 6:12配信

スポーツ報知

◆大相撲秋場所7日目 ○稀勢の里(寄り切り)千代の国●(15日・両国国技館)

 稀勢の里は千代の国の術中にはまった。立ち合いは頭で当たったが、その後は防戦一方。千代の国の鋭い左右の動き、突いていなしての連続攻撃に腰を高くして受けるだけだった。

 場所前の二所ノ関一門の連合稽古で見た時、鋭い動きの力士にどう対応できるかがポイントだと思った。最後は千代の国の強引な上手投げに救われた感じだ。

 ポイントは動きが止まった時だった。稀勢の里は左を入れて右は抱え込みの状態で呼吸を整えた。というよりはスタミナ切れで次の動きが出なかったと見るのが妥当だろう。本来なら左をグイッと入れて千代の国の右上手を切り一気に前に出ていた。8場所連続休場によるスタミナ切れと馬力の欠如が動きが止まった場面で見え隠れした。

 今場所は内容よりも結果が求められる。その状況の中で白星を積み上げたのは大きいが、苦しい場所が続くもの事実だ。(スポーツ報知評論家)

最終更新:9/16(日) 7:10
スポーツ報知