ここから本文です

【ボクシング】アルバレスが判定でミドル級頂上決戦制す ゴロフキンはプロ初黒星

9/16(日) 13:55配信

東スポWeb

 ボクシングのWBAスーパー&WBC世界ミドル級タイトルマッチが15日(日本時間16日)に米国・ラスベガスで行われ、元2階級王者でWBA・WBCともに1位の“カネロ”ことサウル・アルバレス(28=メキシコ)が、統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)に2―0で判定勝ちを収め、新王者に輝いた。ゴロフキンはプロ40戦目で初の黒星となった。

 試合はアルバレスが開始と同時に積極的に前に出て、左のボディーを正確に打ち込んだ。ペースを握られた格好のゴロフキンは、2ラウンドに早くも左目から出血。「KOを狙う」との予告通りに強いパンチを打ち込むアルバレスに対して、ゴロフキンは中盤から重心が高くなり、反撃の糸口をつかめないように見えた。

 この試合は4、8ラウンド終了時点での公開採点は行われなかった。だが米国で中継したHBOの採点は、6ラウンド終了時で「57―57」の同点。まるでゴロフキンにはこの数字が聞こえたかのように、後半に入ると反撃に転じた。

 手数が明らかに増えてきたゴロフキンに対して、アルバレスは前半の“打ち疲れ”が出たのか、後ろに下がるシーンも見られるようになる。

 アルバレスは最終回に足を滑らせてヒザをつく場面もあるなど、ジャブを正確に当てたゴロフキンが挽回したように見えた試合は、両者ともダウンすることなく判定へ。

 最初に読み上げられた採点は「114―114」のドロー。そして「115―113が2人」の後にコールされたのは「ニュー・チャンピオン」だった。

 勝ったアルバレスは「セコンドが常に『接戦だぞ』と教えてくれていた。難しい試合だったけど、勝てたことに感謝したい。今は言葉がない」と喜びを爆発させた。一方のゴロフキンはインタビューに応じず控室へ。世代交代を象徴するようなシーンだった。

 両者は昨年9月に対戦して1―1の引き分け。今年5月に再戦が予定されていたものの、アルバレスがドーピング検査で陽性反応を示したことで中止になっていた。

最終更新:9/16(日) 14:18
東スポWeb

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ