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山川が40号!ラスト安室に惜別2発 西武、17日にもM11

9/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (パ・リーグ、西武11-5ソフトバンク、19回戦、ソフトバンク10勝9敗、15日、メットライフ)歓喜と惜別の2発だ!! パ・リーグ首位の西武は15日、同2位のソフトバンク19回戦(メットライフ)に11-5で大勝。4番・山川穂高内野手(26)が39号ソロ&40号2ランと2本塁打の大暴れで天王山の第1ラウンドを制した。沖縄出身の大砲は憧れの歌手、安室奈美恵(40)がラストステージに立った日に、球団では2011年の中村剛也以来となる大台に到達。チームは最短で17日に、優勝へのマジックナンバー「11」が点灯する。

 沖縄が生んだスーパースターが、マイクを置いた日…。山川がバットで大きな2本のアーチを描いた。6点リードの八回二死二塁、レオ党が陣取る左翼席に駄目押しの40号2ランを突き刺した。

 「めっちゃ、気合が入っていました。ヤフオクでやられて、絶対に打ちたいと思っていました」

 8月24-26日、ソフトバンクとの3連戦(ヤフオクドーム)は13打数無安打。チームも3連敗を喫し、同11日時点の11・5ゲーム差がわずか1カ月で3・5ゲームまで迫られた。

 レギュラーに定着して2年目。初体験の天王山の第1打席は「開幕戦ぐらいに足が震えました」。1点リードの五回、目の前で腰に張りを抱える浅村が27号3ランを放ち、主砲も燃えないわけにはいかなかった。

 大歓声が響き渡る中の初球、「一番えぐい」という千賀のフォークボールを振り抜いた。「浅村さんが真っすぐを本塁打にしていたので、変化球でくると思った」。相手エースを奈落の底に落とす39号ソロをバックスクリーン左まで運んだ。

 大事な試合で2本塁打。目標としていた40号に到達した。西武では、11年の中村以来、7年ぶりとなる大台に「満足しているわけではないけど、めちゃくちゃうれしい」と白い歯を見せた。

 「西武で活躍したいのはもちろんだけど、沖縄人として成功したい」

 この日、90年代から日本の音楽シーンを牽引(けんいん)してきた歌手の安室奈美恵がラストステージに立った。学生時代から安室の曲が大好きでCDは5、6枚持っている。「『CAN YOU CELEBRATE?』と『Love Story』が特に好き。一つの時代が終わりましたね」と寂しさを募らせた。

 「隣の小学校に通い、安室さんの親戚(しんせき)が営む和菓子店にも通っていました」。山川自身もピアノが特技。得意曲は「エリーゼのために」という26歳にとって、憧れの人だった。「絶対に会いたい。かわいいからではなく、沖縄出身でスーパースター。尊敬しているし、会うだけでいい」と、いつの日か対面できるのを心待ちにしている。

 日本中のファンに夢と希望を与えてきた歌姫の旅立ちの日に、山川も野球界でスターダムを登った。これでソフトバンクとは4・5ゲーム差。天王山で3連勝を飾れば、最短で、17日にも優勝マジック「11」が点灯する。

 「みんなソフトバンクを意識して、何とか勝ちたいと思っていた。明日も勝ちます!!」

 10年ぶりのリーグ制覇へ-。沖縄生まれの大砲が、レオ党の夢を必ずかなえる。

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