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頼むぞ最下位脱出ピッチ!阪神・藤浪、得意ハマスタに52日ぶり1軍先発

9/16(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 阪神・藤浪晋太郎投手(24)が予告先発された16日のDeNA戦(横浜)に向けて気合を高めた。52日ぶりの1軍登板に向けて、15日は甲子園でダッシュなどで調整。今季は2勝3敗と勝ち星が伸びず、5度の2軍降格。通算6勝(1敗)と相性のいい横浜スタジアムでのDeNA戦でチームの再浮上のキッカケとなる。

 絶体絶命の虎を救うには、この男しかいない。首を長くして待っていたファンに力投を披露して、復活マウンドの目撃者になってもらう。1軍に帰ってきた藤浪が16日のDeNA戦に先発し、勝って、再スタートの日にする。

 「(1軍に)呼ばれた以上は、自分の力を出すだけなので。今、自分にできることを精いっぱいやりたいです」

 落ち着き払った横顔から、胸の内に秘める闘志をにじませた。この日は室内でダッシュ系のメニューを消化するなど入念にコンディションを整えた。チームを背負う覚悟を首脳陣から期待され、3月31日の開幕2戦目の巨人戦(東京ドーム)に先発するも六回途中4失点と結果を出せず、そこから5試合連続勝利なしという“迷路”にもはまった。

 その後も1軍にあがっては制球難を露呈し、また鳴尾浜へ逆戻りという悪循環だった。前回登板した7月26日の広島戦(甲子園)は1/3回を4四球5失点と炎上して、翌27日に1軍選手登録を抹消。今季5度目の2軍落ちを味わった。ただ、2軍で12試合に登板し4勝1敗、防御率1・14と格の違いをみせている。右腕自身も52日ぶりの先発で今度こそリベンジ…という思いは強いはずだ。

 今季2度目の登板となる横浜は通算9試合で6勝1敗、防御率3・05と相性もいい。地の利も活かしたい。香田投手コーチは「あまりにも、彼に荷を背負わせるのはかわいそうだが、自分の投球にこだわってほしい」と期待を込めた。

 メッセンジャーがコンディショニング不良で出場選手登録を外れ、リリーフも疲弊ぎみ。くしくもチームはヤクルトに敗れて単独最下位に転落した。まさにどん底。大ピンチの状況で、苦しみ抜いてきた背番号19が再浮上への一戦を託されるのは何かの運命なのか。瀬戸際に立つチームも藤浪も勝負のときになる。