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<自民総裁選>首相、3選なら内閣改造を表明

9/16(日) 22:48配信

毎日新聞

 自民党総裁選に立候補している安倍晋三首相(63)は16日、NHK番組で「来年は皇位の継承もあり、G20(主要20カ国・地域)首脳会議、その先に東京五輪・パラリンピックがある。しっかりした人材を登用したい」と述べ、総裁選で連続3選を果たした場合、内閣改造・党役員人事を行う方針を表明した。首相は総裁選後に訪米し、国連総会に出席する予定。人事は帰国後の10月初旬にも行われる見通しだ。

 番組には、対立候補の石破茂元幹事長(61)とともに出演した。首相は、自身の後継となる「ポスト安倍」候補について、「もちろんたくさんいる。切磋琢磨(せっさたくま)して次の時代を担っていただきたい」と述べた。

 また、プーチン露大統領が国際会議の場で、前提条件なしの年内の平和条約締結を提案したことについて、提案後のプーチン氏に真意を確認したことを明らかにした。プーチン氏は、会議に中国の習近平国家主席が同席していたことを挙げ「(中露間では)平和条約を先に結んだ後に(国境線などの)もろもろの問題を解決した」と紹介。そのうえで「自分は必ず領土問題を解決していく」と述べたという。首相は「一部の発言で右往左往してはならない。与党は政府を信用してほしい」と語った。

 学校法人「森友学園」、「加計(かけ)学園」を巡る問題については「疑念を持たれた。徹底的に丁寧にこれからも問われれば説明したい」と語った。

 石破氏は16日夜、ニコニコ動画の討論会で、憲法改正を巡る国民投票について「51対49ということは避けるべきだ。6割、できれば7割近い賛成をいただきたい」と述べ、憲法が定める「過半数」ラインを上回る「6割以上」の賛成を得るべきだとの考えを示した。首相は「憲法に規定があるルールを変えてハードルを高くするのは間違っている。過半数を取れるかどうかだ」と反論した。

 両氏はこれに先立ち、津、仙台両市の合同演説会に参加した。【古川宗、川辺和将】

最終更新:9/16(日) 22:57
毎日新聞