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松崎しげる、新アルバムのジャケット写真に写っている“たいせつなもの”とは?/芸能ショナイ業務話

9/16(日) 15:00配信

サンケイスポーツ

 パワフルな歌声と、真っ黒に焼けた肌がトレードマークの歌手、松崎しげる(68)が新アルバム「たいせつなもの~Goodies~」を発売した。

 7年ぶりの新曲「たいせつなもの」をはじめ、小田和正(70)、山下達郎(65)ら自身が敬愛する一流アーティストのカバー曲など収録した全7曲入り。デビュー48年を迎えた松崎が人生で最も大切にしている「音楽」が詰まった一枚だが、実は、そのジャケット写真にも“たいせつなもの”が写っている。

 楽器が無造作に置かれている一室で、白シャツ&ジーンズ姿の松崎がエレキギターを奏でているショット。この目を引く楽器は全て私物で、アコースティックギター以外は少年時代から大好きなビートルズのモデルだ。

 手にしているのがジョン・レノンがこよなく愛したリッケンバッカー社のギターで、ほかにもポール・マッカートニーの代名詞であるカール・ヘフナー社のバイオリンベース、ジョージ・ハリスン愛用のグレッチ社のギターが並んでいる。

 サンケイスポーツのインタビューに応じた松崎は、このビートルズモデルを自宅と事務所に飾っているといい、「これを見る度に原点に戻れる。これが欲しかったから一生懸命やってきたんだな、オレって」とパワーの源になっていることを明かした。

 さらに、楽器以外にも大切なものがある。“魔神”ことプロ野球・元横浜(現DeNA)の投手として活躍した佐々木主浩氏のバットで、思い出が詰まった“お宝”だ。

 松崎は日大一高野球部出身で、大の野球好き。佐々木氏が米大リーグ、マリナーズに入団する前に共通の友人の紹介で知り合い、プレゼントされ、「もう、うれしくてうれしくて。魔神が試合に出るときは勝つときだから、バットなんて誰も持っていないでしょ。その後、取材で大切なものを聞かれると『佐々木君のバットですよ。バッターボックスに立った姿見たことある?』って言って、自慢していた」と笑顔で振り返った。

 しかし、その半年後にバットを置いていたベンツごと盗まれてしまった。後に車が発見されてもバットは見当たらず、「もうガッカリ。そのときの取材でも『佐々木君のバットとか大切なものが出てこなくて参っちゃったよ』って答えましたね」と苦笑い。その1カ月後、ベンツよりも大切なバットを失い、落ち込む松崎の記事を読んだ佐々木氏から再び贈られたのが、写真に写っているバットだ。

 文字通り“たいせつなもの”でアルバムを完成させた松崎は、「このアルバムを手にしたときに、『オレの大切なものって何かな?』って考えてもらえたら」と呼びかけている。(こっしー)